HSPにとって完璧主義は、最終奥義のようなもの【使いたいときだけ使う】
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自分の完璧主義が辛い。
そのことで自分が嫌になるし、自己否定してしまう。
どうしたらよいのかわからない。
そんな悩みのあるHSPさんに、お話しします。
そんなかたは、こう考えてみてください。
完璧主義は無くすのではなく、使いたいときだけ使えるようになれたら、とっても素敵
これなら、今の自分を否定することなく、完璧主義とうまく付き合いやすくなります。
この記事には、「完璧主義を完全になくす方法」は書いてありません。出来る方法はあるのでしょうが、自己否定するほど強い完璧主義に苦しんでいる人には、ハードルが高いと考えているからです。
私も自分の完璧主義に長く苦しんできました。しかし先ほどの考えにたどり着いてから、自己否定することが減ったのです。そして完璧主義を「使いたいときには使う」「今は違うなと思ったら使わない」ように意識できることが増えました。
順番にお話ししていきますね。この記事が読み終わったころには、きっと光が見えていると思います。
- 完璧主義は、使いたいときだけ使えるようになればいい
- そのほうが完璧主義をなくすより簡単
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意識するだけなので、今日からでもはじめられますよ。
完璧主義は最終奥義のようなもの
ゲームや漫画の最終奥義をイメージしてみてください。こんな点が完璧主義に似ています。
- 成功すれば大きな結果を生んでくれる
- 失敗のリスクがある(スキができる、自分が反撃をうけるなど)
- 使うだけで非常に時間がかかるので、簡単に使えない
- 使うだけで非常に体力や気力を消耗してしまう
(正確な説明ではないかもしれませんが、雰囲気で読んでください → 最終奥義=ここぞという時に使う、通常より大きなパワーを出せる技です。技を出すには準備がいります。ゲージをためたり、長いコマンド入力や詠唱があるなどです。)
なんだか、似ていませんか?
完璧主義って、失敗すると燃え尽きるだけで終わってしまうし、こだわりすぎると時間もかかる、無理をしすぎて頑張ってしまう。さらにはやる前から失敗が怖くて何も始められない…。
完璧主義をずっと発揮して生きていくことは、最終奥義をずっと出しっぱなしなのに似ています。
相手がスライムやクリボーなのに最終奥義。ずっとずっと最終奥義…。たしかに、相手より確実に強いですが、自分はグッタリですよね。
それだけの体力が自分にあれば話は別なのですが、疲れやすいHSPさんに向いている方法ではありません。それもあって、辛く感じるのです。
けれど、最終奥義そのものは、持っていてもいいじゃないですか。持っていない人より、大きな結果を出せる能力もあるということなのですから。
「完璧主義=完全悪」ではない
長所と短所は裏返しだからです。
実際に、完璧主義にもメリットがあると言われています。
責任感が強かったり、仕事が丁寧だったり、ミスがすくなく、レベルの高い結果を生み出したり…。
さきほど書いたように、大きな結果を出せる能力だって秘めています。
悪い面ばかりに目が向きがちですが、長所だってしっかりあるのです。
完璧主義で辛かったことばかり思い出していませんか?
過去に自分が頑張れたこと、成功したこと、その裏に、完璧主義が良い方に働いていた事もあるかもしれません。
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私は過去に、宅建士の試験に合格した時のことを思い出しました。完璧主義のいい面が作用して、一発合格できたのだと考えています。
「完璧でなくす=レベルを落とす・手を抜く」ことではない
こんな風にも考えられるからです。
- 工夫を凝らして別のやり方で
- 相手に合わせて調整する
- 自分の好みにあうようアレンジする
- 自分の体調やコンディションに合わせる
- 質よりスピードを重視する
以前の私もそうだったから書くのですが、「完璧じゃないと意味がない」ってとても手を抜けずしんどいですよね。
でも、上のように考えてみるとどうですか?
最終奥義でクリボーを倒さなくても、踏んづけてもいいし、なんなら避けたっていいわけです。
上のように、完璧でなくすときは、前向きな言葉をつかってみてください。
完璧主義は使いどころが大切。考える癖をつけてみて
「何に対しても完璧主義」なのではなく、「使いたいときにだけ完璧主義」が大切です。
理由は、何も考えずずっと完璧主義でいるより、疲れにくくなるからです。また、完璧主義を発揮するメリットとデメリットを自分で考えてから行動するようになるので、デメリットばかりの場合は回避できるからです。
実生活ではこのように考えると分かりやすいです。
- 今、完璧主義を発揮しようとしている?
- 無意識に完璧主義な考え方になってしまっていないか?
何に対しても、をやめて、使いたいときにだけ使える練習になりますよ。
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もっと言うと、「使いたいとき」は「自分がやりたいと思ったこと」なら素敵ですね。
私もそうなるよう目指しています。
まとめ
- 完璧主義は、使いたいときだけ使えるようになればいい
- そのほうが完璧主義をなくすより簡単
完璧主義は無くすのではなく、使いたいときだけ使えるようになれたら、とっても素敵ですよね。
完璧主義である自分をどうか嫌いすぎず、うまく付き合っていけるようになれば嬉しく思います。
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