HSPママのイライラ減。ノイキャンイヤホン【SONY WF-1000XM5】
![HSPママがノイズキャンセリングイヤホンで、60%イライラが減りました](https://harimiblog.com/wp-content/uploads/2023/11/noikyan.jpg)
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HSPにはノイズキャンセリングイヤホンが良いって聞くけど、実際どうなのかな?子育て中でも大丈夫?
耳栓でもいい気がするし、安いものでもないし…。使っているHSPさんの感想をきいてみたいな。
そんな悩みにお答えします。
結論、HSPママがノイズキャンセリングイヤホンを使うと、家事育児のイライラが60%減って、落ち着く時間が増えました。
60%とした理由は、ストレス減を数値化するとしたら「感覚的に半分よりは多いよね」と感じたからです。7~80%減っていると感じることさえあります。
耳栓よりも使えるシーンが幅広く、むしろ子育て中だからこそ取り入れたいアイテムでした。
感想と理由を交えてお話ししていきますね。
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想像以上にイライラをなくしてくれました。おかげで、以前より私の怒りっぽさも減ったと実感しています。
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理由 ~ノイキャンイヤホンで、HSPママの落ち着く時間が増えました~
- 「一人になりたい」がいつでも叶う
- 娘の大声も受け止めることができる
- 家族との感覚のズレをなくしてくれる(特に家電の音)
- こどもの遊び場のにぎやかさを和らげられる
- 取り外さなくても外の音を聞ける(耳栓との違い)
ノイズキャンセリングイヤホンを使い始めてからわかったのですが、まわりの音からのストレスを、思った以上に受けていたのです。外した瞬間「こんなにうるさかったの!?」と感じることもしばしばです。
非HSPの夫と3歳の娘と暮らしているので、かなりにぎやかな毎日です。それでもノイズキャンセリングイヤホンのおかげで、穏やかにいられる時間も長くなっています。
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家族に「ちょっと音下げて」「静かにして」「一人にして」とお願いしなくても大丈夫になりました。
1.「一人になりたい」がいつでも叶う
ノイズキャンセリングイヤホンを使えば、気分的に一人になれるからです。
そもそも、ノイズキャンセリングイヤホンをつけると、私の感覚ではこのように感じます。
- 音の刺激がとれて丸みを帯びたように聞こえる
- 別の部屋からの音漏れのように、遠く感じる
それによって、娘やテレビなどがうるさくても、一緒の部屋にいるのがそれほど苦痛に感じなくなりました。まだ3歳の娘を見守ることもできるし、「もう少し静かにして」と我慢させることもありません。
今までは、娘と一日中家にて、うるさいのに耐えられなくなって耳をふさいだり、ひどくなると「もう無理、お願いだから一人にして~!」と別部屋へ逃げ込んだことが何度もありました。
けれど長時間ひとりで部屋に残すのは心配だし、娘が悲しがって追いかけてくることもあって、結局はげっそりした気持ちで部屋に戻ってきていました。そこからは、ただただ、我慢するしかありませんでした。
今では「今日は娘と長い時間家にいるな」「今から夕方の忙しい時間、疲れているしイライラしそうだな」と思ったら、予めイヤホンをはめておきます。
2.娘の大声も受け止めることができるから
話の内容に関係なく「大きな声を正面から浴びせかけられる」ことにイライラしていたからです。
次のどちらが、よりストレスになりそうですか?
「イヤだーーーーー!!!」
「イヤだーーーーー」
どちらも「嫌」という内容なのに、声が大きいだけで刺激が多く感じますよね。
実はノイズキャンセリングイヤホンをするようになって、初めてこのことに気が付きました。
今までは、何度言っても大声をやめてもらえないと「うるさい、もう嫌、無理、はやく静かになって」とパニックのようにイライラしたり、最後には怒鳴ってしまうことさえありました。
それがノイズキャンセリングイヤホンで声を小さく(小さく、丸く、遠く)聞けるようになると、「娘の言いたい内容」だけに私の意識が向くようになったのです。
「嫌なんだね。じゃあどうしたらいいかな」「嫌でも、これは仕方がないなぁ」など、次にどうすればよいかを考える余裕ができたのです。 私にも娘にとっても、とてもいいきっかけになりました。
3.家族との感覚のズレをなくしてくれる(特に家電の音)
自分の問題だからとひたすら我慢をしていたのが、イヤホンのおかげで、自分の問題を自分で解決できたのです。
洗濯機の脱水音とドライヤーの音
みなさんには、家族はみんな平気なのに、自分だけ騒音に感じてつらい音ってありませんか?私はこの2つが特につらく、一瞬にして不快度MAXになります。
リビングにいて音が聞こえだしたら、洗面所とリビングの間にある扉を、小走りで全て閉めにいくほどです。夫と娘は全くうるさいと感じないそうです。
洗濯機を回すときは必ず扉をしめるのですが、夫と娘は悪気なくあけていきます。ドライヤーは、夫は扉をあけた方が涼しくて快適なんだそうです。その気持ちもよくわかります。
こんな風に、毎日悲しい気持ちやストレスを感じていました。
「せっかく騒音対策をしても、家族がなかったことにしてしまう」
「長時間ではないし、どちらかが我慢すればいいのだから、私が我慢すれば丸く収まる」
実はノイズキャンセリングイヤホンを買って帰った日、さっそく試したのがこの音たちでした。すると「扉があきっぱなしだけどイヤホンをしている」と「扉を閉めていてイヤホンをしていない」を比べたら、前者の方があきらかに静か。「あ、鳴ってる」くらいの感覚です。
長年の問題が、あっという間に解決してしまいました。
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毎日感じていたストレスが、こんなに簡単に解決するなんて思ってもいませんでした。
家族が見ているテレビの音
家族がどんな音量で楽しんでいても、「自分にあった音量」に変えられるからです。
それには、外音取り込み機能(モード)を使います。
外音取り込み機能とは、外音取り込み機能対応のヘッドホンに内蔵されているマイクにより、周囲の音を聞き取りやすくする機能です。
私の使っているノイズキャンセリングイヤホンは、取り込みレベルが20段階に細かく設定できます。テレビのボリュームを絞るように、周りの音を小さく調整できるのです。
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夫と娘の見る番組はにぎやかなものが多く、音量もしっかり目です。 夫はバラエティやお笑い、娘は子どもむけ番組やアニメが好きです。
内容は面白くて私も好きなのですが、明るい効果音や声などハッキリした音が、HSPの私にはだんだん辛くなってしまうのです。あらかじめイヤホンで「私にちょうどいい音量」に変えるようにしています。
私は見なくていい時は、ノイズキャンセリングでほぼ聞こえなくしたり、静かな音楽をイヤホンで聞いたりしています。
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夫と娘にも「少しだけ音量さげてくれる?」とお願いしなくてすむようになりました。実は小さな罪悪感を感じていたので、とても嬉しいです。
4.こどもの遊び場のにぎやかさを和らげられる
こんな使い方ができるからです。
- 外音取り込み機能でにぎやかさを抑える
- 休憩できる時間はノイズキャンセリングで心を回復
子連れで出かける先って、にぎやかな場所が多いですよね。短時間でも大きく体力を持っていかれる…というHSPさんもいらっしゃるかと思います。
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大きな遊具がある公園、遊園地、アミューズメント施設、ゲームコーナー、イオンなどのショッピングモール…。
たくさんの子どもたちの声や走り回る音、明るいBGM、そもそも混雑していて苦手というHSPさんも多いですよね。
安全の面から、3つの方法を使い分けています。イヤホンを完全に外す・外音取り込みモード・ノイズキャンセリングです。例えばこんな感じです。
イヤホンなし
公園の遊具で娘について回っているときです。ほかの子どもをよけたり、後ろも気にしたりするので、より安全のためです。
外音取り込みモード
ショッピングセンターで娘をカートやベビーカーに乗せて移動している間、混雑した駅や電車内などです。周囲の音をやわらげて聞くためです。
ノイズキャンセリング
スキマ休憩のときに使います。心の回復度がだんぜん高くなります。
- 夫がしっかり子どもについているとき
- 子どもだけの施設(時間制のふわふわのエアー遊具など)に娘が入っていて、大人は外で待っているとき
- 安全な場所にすわって、ジュースやおやつで休憩するとき
- 娘がベビーカーに乗ったまま寝たとき
うるさい場所から離れられなくても、音の刺激から離れるだけで、かなり落ち着くものです。
私の使っているイヤホンはワンタッチで「ノイズキャンセリング→外音取り込みモード→どちらもオフ」の切り替えができます。スキマを見つけたらすかさずノイズキャンセリングONにして気持ちを休めています。
5.取り外さなくても外の音を聞ける(耳栓との違い)
すでに何度か書いているとおり、外音取り込みモードがあるからです。自然の音も聞こえます。「ノイズキャンセリング→外音取り込みモード→どちらもオフ」がワンタッチで切り替わります。
外さなくても周りの音を聞けるので、思ったよりつけ外しの回数が少なくてすみますよ。
ちなみに、私の使っているノイズキャンセリングイヤホンには、ノイズキャンセリングや音楽を聴いている時でもイヤホンに指で触れている間だけ周囲の音を聞けるモードがあります。
すばやく周囲の音を聞きたいときは(クイックアテンションモード)
再生中の音楽や通話音声、着信音の音量を下げ、さらに外音を取り込むことで周囲の音を聞き取りやすくします。電車内のアナウンスなどをすぐに聞きたいときに便利です。
実は今までにもノイキャン機能がないワイヤレスイヤホンを使っていたのですが、夫や娘が何か話し始めるたびに外して手に持っていなければならないのが、ちょっとストレスでした。この機能はとても重宝しています。
他にもあります、家事育児の中で使うタイミング ~ノイキャンイヤホンで、HSPママの落ち着く時間が増えました~
ここからは私個人のエピソードなので、必要ない方は見出しだけ斜め読みしてください。
娘とのお風呂あがり
タイミングが悪いと、狭い脱衣所は騒音の洪水でした。洗濯機の脱水音と、不機嫌で泣く娘、娘へのドライヤー。娘は浴室のドアをバンバンと叩くし、なだめるためのスマホからのアニメソング。もう頭がおかしくなりそうでした。今ではノイキャンで、かなり冷静に対応できています。
スーパーの雑音
呼び込みの音楽やアナウンスがとても苦手です。なるべく空いた時間に行きますが、それでも音はあります。外音取り込みモードで、周りの音をやわらげています。おかげで周囲にも無理なく気を配りながら買い物ができています。
家の周りの音
わが家は住宅街の一戸建てで、わりと静かな地域です。その分、草刈り、工事、こどもたちの下校時刻などは音や声がよく響きます。集中したい時、調子が悪くて横になっているときなど、ノイキャンにとても助けられています。特にブログ作業では、集中が長く続くようになりました。
食器のふれあう音
娘が3歳なので、食器で遊ぶからです。(しつけはまた別のお話しなので、ここでは触れません)どうしても疲れているときは、外音取り込みモードにして、イヤホンでYouTubeの静かな音楽を小さく流しています。
以前は、食器遊びがうるさいからやめてとお願いする私と、やめない娘で、どちらもヒートアップしてお互い爆発することが多かったのですが、今では冷静でいられるようになりました。
子どもと一緒に、車の後部座席に乗るとき
※運転時は安全のため絶対につけません
夫が運転する日は、私は娘の隣に座ります。いつも子ども向けアニメや音楽をつけるので、私はノイキャンで静かな空間をつくっています。聴きたくない音をずっと聞きつづけるのって、本当に辛いですよね。 特に遊んだ帰り道に使うことが多いです。
私の体調が悪いとき
娘が自由に遊んでいるそばでも、静かに横になることができます。娘がリビングで遊んでいるかテレビを見ているとき、私は隣の和室で布団に横になっています。娘の様子がわかるよう、扉はあけています。
イヤホンがなかったときは全く休んだ気持ちになれなかったのが、今は頭も体もずいぶん休めるようになりました。
ノイズキャンセリングイヤホンとは
そもそもノイズキャンセリングイヤホンとは、まわりの雑音を打ち消して減らす機能(ノイズをキャンセル)がついたイヤホンのことです。
ノイズキャンセリングには2種類あります。
- PNC(パッシブ ノイズ キャンセリング)
- ANC(アクティブ ノイズ キャンセリング)
PNC(パッシブ ノイズ キャンセリング)
イヤーピースの遮音性を高くして雑音を減らす仕組みです。
ANC(アクティブ ノイズ キャンセリング)
デジタルな処理で、雑音を打ち消す技術です。
音には波形があります。そこに反対の波形(逆相の音)をぶつけると、音が消えます。
まったく詳しくなかった私は、次のように理解しています。
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PNCは高性能な耳栓みたい。ANCは、マイナスにプラスをたしてゼロにするみたい。どちらもすごい技術ですね。
後者のANC(アクティブノイズキャンセリング)イヤホンの方が、お値段も高くなります。
「ノイズキャンセリングイヤホン」とだけ書かれていたら、どちらの可能性もあるので、後者が欲しいときは「アクティブ~」であるかの確認をした方がよいですね。
大きなメリットは2つあります。
・静かな空間を、自由に作り出せること
・聞きたい音を、無理に音量を上げなくても聞けること
ノイキャンイヤホンは、HSPママを助けてくれるアイテムです
そんな、音の刺激を和らげてくれるノイズキャンセリングイヤホンは、HSPママにはとても助けになります。
理由は次の2つです。
- HSPさんは物音に過剰に反応してしまうから
- ママは「一人時間が少なく、にぎやかな環境にいる」ことが多いから
どちらかだけでもストレスなのに、両方かけあわさると、ますます辛くなりますよね。
1.HSPさんは物音に過剰に反応してしまうから
HSPさんは聴覚が非常に敏感です。
HSPの定義DOES(ダズ)の一つに、刺激を受けやすい(Overstimulation)というものがあります。
「五感で受ける刺激に対して非常に敏感で、人混み、物音、光、気候の変化、身に着けるものなどに過剰に反応してしまう」のです。
しかしHSPは気質のため、これを治すことはできないと言われています。なので物音を小さくできる、ノイズキャンセリングイヤホンがおすすめなのです。
上で書いたように、私も、家族は気にならない音が自分だけストレスで辛い時期がありましたが、ノイキャンイヤホンであっという間に解決することができました。
2.ママは「一人時間が少なく、にぎやかな環境にいる」ことが多いから
そうはいっても、周りや子どもに静かにしてもらうのも、一人で落ち着いた場所へ出かけるのも限界がありますよね。
自分の問題を自分で解決するための手段として、ノイズキャンセリングイヤホンがぴったりなのです。
HSPママさんにこそ、ノイキャンイヤホンで、子育てのイライラを減らしてほしい
HSP×ママな私は、ノイズキャンセリングイヤホンでイライラが体感60%減りました。おかげで穏やかで落ち着く時間が増え、怒る回数もとても減りました。
アクティブノイズキャンセリングイヤホンの値段は、決して安くはありません。私も購入をかなり迷いましたが、今ではもっと前に買っておけばよかったと思うくらいに重宝しています。
毎日どこでも騒音対策ができるので、とても便利なアイテムですよ。
ちなみに今回使ったイヤホンは、SONYの「WF-1000XM5」というワイヤレスのアクティブノイズキャンセリングイヤホンです。
SONY「WF-1000XM5」レビュー
![HSPママがノイズキャンセリングイヤホンで、60%イライラが減りました](https://harimiblog.com/wp-content/uploads/2023/11/noikyan1.jpg)
世界最強のノイキャンと謳われているだけあって、3歳娘が歌って走り回っていて、テレビがついたにぎやかなリビングでも、かなり静かな空間に変えられます。隣の部屋にこもって、音漏れを聞いているくらい静かな空間になります。
![ノイキャンイヤホンで、HSPママの落ち着く時間が増えました|SONY 【WF1000XM5】 レビューあり](https://harimiblog.com/wp-content/uploads/2023/11/noikyan3.jpg)
少し気になる点は、イヤホン本体がツルツルしていて手でつまみにくいことです。ほかの方のレビューでもとても多い意見でした。ですが、すぐにコツをつかみました。缶ジュースのプルタブを引っ張るように、イヤホンをそれぞれ外側に指先で押すと、ケースにはまったイヤホンがコロッと浮いてくれるので取りやすくなります。
![ノイキャンイヤホンで、HSPママの落ち着く時間が増えました|SONY 【WF1000XM5】 レビューあり](https://harimiblog.com/wp-content/uploads/2023/11/noikyan4.jpg)
前作より小型化・軽量化されたそうです。身長150センチの私の手でもこのくらいです。
私はピアスやイアリングを大切に扱うのとおなじように使っていて、まだ落としたことはありません。そもそも外音取り込みモードがあるので、焦って取り外すこともありませんでした。
![ノイキャンイヤホンで、HSPママの落ち着く時間が増えました|SONY 【WF1000XM5】 レビューあり](https://harimiblog.com/wp-content/uploads/2023/11/noikyan5.jpg)
イヤーピースが4サイズついています。SS、S、M、Lです。女性の小さな耳にもフィットしそうですね。私は耳栓が大きすぎて入れられない経験が多かったのですが、こちらはSがピッタリと判定されました。
最初はSSだろうと思ってつけていましたが、判定を見てSにすると、よりノイズキャンセリングの力を強く感じました。
写真は黒ですが、白(プラチナシルバー)もありますよ。
まとめ
HSPが大切な落ち着く時間は、ノイキャンイヤホンで作り出すことができます。特に一人の時間がなかなかとれない子育て中のママさんには、とても便利なグッズです。
家電量販店では実際に手に取れるお店が多いので、気になる方はぜひ、試してみてくださいね。