【適応障害】ワーママのストレスと不調は、アハ体験のように増える話
※本ページはプロモーションが含まれています
頑張りすぎるワーママが抱えるストレスと不調は、まるでアハ体験のように増える、というお話です。
適応障害で退職して約1年が経ちました。今思えば、退職前のストレスと不調は異常でした。けれど、当時はそれに気づかなかったんですよ。
アハ体験ってありますよね。画像の一部が少しずつ変化する、あれです。最初と最後を見比べると全く違うのですが、その変化がゆるやかなので、大きく変わってもなかなか気が付きません。
それと同じで、不調は次第に悪化しているのに、自分では気づけないのです。
適応障害になったワーママさんって、基本次のような流れではありませんか?
仕事で役に立つために真面目に働いて、頑張り続ける毎日。
体と心に溜まった疲れは、プライベートの時間に解消させることで、自分をうまく保てています。ストレス発散や、休息ですね。
そこに、妊娠。
プライベートの過ごし方がガラッと変わります。これまでのストレス発散の方法が制限されるようになります。
おしゃれ、お酒、食事、外出。さらには、つわり、体調不良、出産への不安。お腹が大きくなると体が痛くてゆっくりも寝ていられません。これらは逃れられないので「頑張って」受け入れるしかありません。
妊娠したら負担を減らしてくれる職場って、どのくらいあるのでしょう?むしろ体調不良で休んだ分の巻き返しがいったり、産休までに終わらせなければならないプロジェクト、引継ぎなど今まで以上にシビアになるケースも多いはず。
きついけれど、産休までの辛抱だと「頑張って」で乗り切ります。
ついに、出産。「育児ノイローゼ」「産後うつ」そんな症状が存在するくらい壮絶な日々。ストレス発散どころか休息も満足にできず、「頑張り」で駆け抜ける毎日。
早々にギブアップを認めて誰かに助けを求められる人なら、いいのでしょう。けれど「ママになったのだから」とさらに「頑張り」を上乗せしてしまうのです。
なんとかママとしての生活に慣れたら、復職。
産休前と違いすぎる。お迎えがあるので、残業ができない。休日出勤もできない。子どもの発熱で急な休みもとる。
寝不足で、体力も落ちている。何なら、子どもを起こしてご飯を食べさせて保育園に連れて行って出社するだけですでに疲れている。
以前はできたはずの業務量をこなせない。「頑張り」で仕事を詰めこんでいく毎日。
復職してしばらくは「頑張れば」上手くいくように思っても、長くは続きません。
人は、無理な頑張りを続けると、最悪死んでしまいます。過労死という言葉があるくらいですから。
プライベートは育児と家事を「頑張る」時間になり、ストレスは溜まっていくばかり。
寝不足のまま起きて、急いで子どもを保育園に連れて行って、仕事を詰め込みでやっつけて、帰ったら家事育児を詰め込む。移動時間だってずっと走って。家事育児仕事ばかりで、自分の時間はありません。ただひたすらに「無理して頑張りつづける」だけの毎日。
いつしかそれは、適応障害という病をひきおこします。
最初はちょっとした体調不良と思うでしょう。ストレスが溜まって不安定なのかな~と思うでしょう。そのうち、立てなくなり、動悸が激しくなり、不安に押しつぶされそうになります。それでも「まだ頑張れる」と思ってしまうんですよね。
体長は確実に悪化しているのに、変化が急ではないから、自分では気づけないんです。アハ体験のようですよね。「これ以上頑張れない」レベルになってようやく、病院を受診するのです。
それでも病院とつながった安心感から、通院しながら「頑張って」仕事を続けようとする人もいます。私がそうでした。
そうして適応障害が悪化してしまうか、最悪、鬱になってしまう。
ここで最初に戻ってみてください。最初は頑張るのは仕事だけだったはずが、「睡眠以外すべて頑張る」になっているんですよね。何なら、睡眠中も子どもに蹴られたり、オムツを変えるために起きたり、夜泣きに対応したりするんです。
今、あなたが抱えるストレスと不調はどれくらいですか?最近と比べず、もっと前と比べてどうでしょうか。
「頑張る」は素敵なことかもしれませんが、「自分を労わることを頑張る」は、もっと大切です。変化に飲み込まれて自分を見失ってしまわないよう、「頑張る」のベクトルを自分にも向けてあげてくださいね。「
「自分を労わることを頑張る」ために、宅食を使った経験があります。
とても良かったので、下の記事にまとめています。良ければ読んでみてくださいね。