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【HSP×雨】雨が好きだけど、濡れるのがストレスだった私の克服話

【HSP×雨】雨が好きだけど、濡れるのがストレスだった私の克服話
harimi
はりみ
はりみ

ウェザーニュースによると、日本の年間降水日数は100日程度。1年の1/4以上なんですね。雨が好きでいられれば、人生の楽しみも広がりそう。

こんな理由で、雨が好き ~HSP×雨が好き~

しっとりとして、いつもと違う世界を感じられるのが、一番好きかもしれません。

  • 雨の音
  • 夜、雨の音に包まれて、布団にくるまっての眠り
  • ぬれた道路を走る車のタイヤ音の、シャリシャリーっという面白さ
  • 車のワイパーの規則正しい動きと、水が端に寄せられて伝っていく様子
  • 情緒あふれる、雨を表す日本語の美しさを思う時
  • 傘を閉じて下に向けた時の、ジャッという音
  • 人の目線を感じにくくなること
  • 人の少なさを感じること
  • 外の喧騒が落ち着くこと
  • 車が綺麗に洗われること
  • 家の中で歌えること(戸建てなので外に漏れても雨でかき消される)
  • いつもの景色が違う世界に見えること
  • 雨の後、遠くの景色が良く見えること
  • 快適でお気に入りのレイングッズを使えること

雨の音には、1/f ゆらぎという自然の音の特性があるので、人や動物を心地よくしてくれるんですって。繊細なHSPには、心地よさがより伝わりやすいのかもしれませんね。

雨に濡れながら遊んだ幼少期 ~HSP×雨が好き~

子どものころ、雨が大好きでした。

雨の日じゃないとできない、特別な遊びがたくさんあったからです。

道路の横の溝を流れる雨水に、落ち葉を流してみたり、長靴を履いた足を入れて水の流れを変化させてみたり。

小雨なら、ときどき傘をささず、ポツポツと体にあたる雨の感触を楽しんでみたり。

傘をさしたまま、家の前の坂道を駆け下りながらジャンプ。もしかしたらふわりと浮くんじゃないかというワクワク感でいっぱいで、この一人遊びが大好きでした。

ぐしょぐしょに濡れて帰ったら、母が私の足や頭や体をバスタオルで拭いてくれました。幼少期は、濡れるのに抵抗がなかったんですね。

濡れるのが嫌で、雨が嫌いになってしまった学生時代 ~HSP×雨が好き~

中学生にあがると、雨の日は憂鬱なものになりました。

特別な遊びは周りに子どもっぽいと思われるのでできなくなり、身の回りが濡れるのがストレスになりました。濡れてもいい服装から、濡れたくない服装に変わったからです。

制服は毎日着るので濡らしたくないし、ローファーはすぐに靴下が濡れてしまう。学生かばんは腕にかけるか手持ちしかできなくて、傘からはみ出しやすい。

バス通学になって、周りの大人の傘で自分が濡れてしまうのも嫌でした。私は背がとても小さかったので、大人が傘を腕にかけていると、私の上半身にも雨水がついて、制服がベットリなんてこともよくあったんです。

そんな些細なことから、だんだん、雨を嫌うようになっていきました

お気に入りのレイングッズを揃えたら、また雨が好きになれた  ~HSP×雨が好き~

大人になって、自分の生きづらさをどうにかしたいと、ストレスに向き合うようになりました。そのストレスのひとつが雨に濡れることだったんです。

よく考えると、雨そのものはやっぱり好きなんですよ。けれど濡れるのだけがどうしても嫌だったんですよね。

そこで、レイングッズを色々とためして揃えました。1つお気に入りが手に入るたび、雨の日が楽しくなっていき、今では雨が嬉しいなと思うまでになりました

レインブーツ(ショート)

無地でシンプルな、黒のサイドゴアブーツを使っています。スカートにもパンツにも合うのでとても重宝しています。地面から跳ね返る雨や水たまりも安心です。雨の日はたいていこれを履いています。

デメリットは、長距離を歩くと疲れることです。1時間、娘のベビーカーを押して歩いたことがありますが、さすがに疲れました。後に紹介するロングのレインブーツの方が、長距離向きでしたね。

私は近所の洋服店のノーブランドの物を買ったのですが、サイズが豊富なレインブーツをネットショップで見つけたのでリンクを貼っておきます。

7S~6L(18.9cm相当~27.6cm相当)まで選べます。楽天とYahoo!ショッピングのページには、いろんなサイズのスタッフさんが実際に試着した、とても細かい足データやレポートがのっていますよ。

はりみ
はりみ

足データやレポートを見るだけでも面白いです!

レインブーツ(ロング)

ショートブーツより、もっと雨対策をしたいとき用です。台風の日、長時間歩くとき、公園や自然の多いところを移動するとき、娘が水たまり遊びをするとき、あとは滑りやすい雪の日などです。

公益財団法人日本野鳥の会の、バードウォッチング長靴というのを使っています。もともとは妊娠中に滑りにくい長靴を探していて、こちらに落ち着きました。持っているショートブーツより、足元に安定感があります

細身のパンツや、スカートに合わせています。履き口が絞れるようになっているので、横殴りの雨でも中がほとんどぬれず快適ですよ。

足首の部分をフィットさせる作りになっていて、とにかく脱げにくいです。柔らかいので、足に負担がかかりにくい作りにもなっていますね。

デメリットは、カジュアルな雰囲気なことでしょうか。先ほどのシンプルなショートレインブーツよりは、ドレッシーな服などには合わせにくいです。なので2つ持っておくことで、服装や雨の強さによってなど使い分けできてとても便利ですよ。

はりみ
はりみ

前の部分に”B”のようなマークがあるのですが、よく見ると鳥(Bird)になっていて、それも可愛くて惹かれました。

逆さ傘 

閉じたときに、雨に濡れた部分が内側になる傘です。濡れていない面が外側になるので、手や服が濡れないのがとても嬉しいです。

私はよく車を運転するのですが、逆さ傘だと、自分も車内も荷物もあまり濡れないんです。これがとてもストレスフリーだったんですよね。

あとは交通機関で周りの人を濡らしてしまう心配もないし、座席に座っている時に自分の足も濡れません。あとは閉じた状態で自立してくれるので、お会計の時など楽なのも嬉しいです。

CARRY saKASA(キャリーサカサ)というブランドの物をつかっています。軽くてスリムなので、持つ手も疲れにくくて重宝しています。以前は無地が多かったのですが、パステルカラーや柄入りも出ていて素敵ですよ。

デメリットは、閉じると下の部分が他の傘のように細くないので、小さく仕切られた傘立てに入れにくいことです。ですが自立するので、私は傘立てのそばに立てています。に間違えて持っていかれることも、全くありません。

普通の傘より値が張るので、最初は買おうか悩みました。が、結果的にとてもコスパ良く使っています。目移りして他の傘も買ってしまったり、飽きて買い替えたり、置き忘れることがなくなったからです。

2,000円台の安い逆さ傘もあるのですが、知り合いが使っていたので試させてもらったところ、重さを感じて私には合いませんでした。

はりみ
はりみ

7年近く使っているのですが、まだまだ壊れずにいてくれます。

ベルトでとめなくても、くるっとまとまる傘

シュパットアンブレラという商品です。

傘を閉じるときって、くるくると手で巻いて、最後にベルトをとめますよね。

シュパットアンブレラにはベルトがついていません傘を閉じる動きに連動して、生地がくるくるっとまとまってくれます。そしてベルトがなくても、閉じた状態をキープしてくれるのです。

生地にもベルトにもさわらなくていいので、手が濡れません

傘の開閉が大変なときってありませんか?

以前、アウトレットモールに行ったときがそうでした。

1つの店を出たらベルトをはずして傘を開いて、2~3軒となりの店に入ったらまた傘を閉じてくるくる巻いてベルトでとめて…。その時に、とってもとっても傘が嫌いになってしまったんですよね。10年近く前なのに、今でも覚えているくらいですから。

日常でも、娘が外に飛び出さないよう手をつないでいても、ベルトをとめるときだけ一瞬手を離すのでヒヤヒヤすることが何度もあったんです。

なのでこの傘を見つけた時、これだ~と思いました。とても便利です!

手袋をはめている季節なんかは最高ですよ。

行き先や移動手段に合わせて、逆さ傘とシュパットアンブレラを使い分けています。

デメリットは、柄が他の傘より長いことです。ギミックのせいでしょうね。ですが身長約150cmの私でも、不便を感じずに使えていますよ。

はりみ
はりみ

巻いてベルトでとめるって、ほんの少しの動作ですが、無くなるだけでこんなに快適なのか~と感心しました。

まとめ:また、雨が好きになれてよかった ~HSP×雨が好き~

一時期は濡れるのがストレスで雨を嫌っていましたが、濡れるストレスをぐんと減らしたら、また雨の素敵さに気が付くことができました

雨が好きだけど、濡れるのがストレスだった私の克服話でした。

雨が好き、というHSPさんは、紹介したアイテムでさらに雨の日が楽しくなるかもしれません。ぜひ、お店を覗いてみてくださいね。

ABOUT ME
はりみ
はりみ
HSP×自閉症傾向ありかける自己肯定感の低い、アラフォーママ
HSP(非HSS型HSP)で自己肯定感が低く完璧主義な性格で、自閉症スペクトラムの傾向があります。適応障害と強迫性障害を経験したアラフォーママ(元ワーママ)です。

中学時代に自分が大嫌いになり、あらゆる挫折を経験してきました。ありのままの自分に誇りをもつのが目標です。

考え方や環境などを少しずつ変えて楽になった経験から、生きづらさやストレスを減らすための工夫やヒントを中心にお伝えします。
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