一人になりたい、子育て中のHSPママへ【一人の時間の作り方】
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一人になりたい。なかなか一人の時間がとれず、イライラや疲れがたまってしまって、辛い。
休まる時間がなくて、頭がおかしくなりそう。
そんな悩みのある方に、お話しします。
ママになると、体と脳の休まる時間が減りますよね。子どもへの危険予測のアンテナは立ちっぱなし、「ママ見て、来て、抱っこ」に追われてヘトヘト。子どもを気にしながらの家事はマルチタスク状態。
これって、HSPさんにはとっても苦手な環境です。「一人になりたい…」と思うのも当然ですよね。
私もその一人でしたが、今は工夫を重ねて、一人の時間をうまく作れるようになりました。その方法をお伝えしますね。
ちなみに娘は今、3歳半です。一人っ子なこともあって、まだまだ手がかかる時期です。
夫婦で完結する、一人の時間の作り方
HSPさんは他人に頼るのが苦手な人が多いです。
一人の時間を作る手っ取り早い方法は、両親、義両親、一時預かり、ベビーシッターなど、他人やサービスを頼ることです。しかし、わかっていてもなかなか踏み切れないHSPママさんも多いのではないでしょうか。
私もその中の一人でした。私でもできた、ハードルが低い方法を紹介します。
夫にだけは協力してもらいました。
これから先も、夫婦で乗り越えなければならないことは数多くあるはずですから。
- 月に一回は一人で就寝する
- 月に一回は完全オフの日を作る
- やらなくていいことを決める
- 便利グッズを取りいれる
- 朝活(睡眠時間が確保できる人)
1.月に一回は一人で就寝する
疲れの取れ方が全く違います。
別部屋で、夫と子どもだけで寝てもらえばOKです。
夜泣きや夜のミルクなどが不要になっていたら、夫も寝ているだけで済むので、とても頼みやすかったです。
布団がはだけて寒くないかな、顔を蹴られないかな、おしっこが漏れないかな…。そんなリスクにアンテナが張りっぱなしで、頻繁に目が覚めていませんか?眠りも浅くなっていて、体にもよくありませんよね。
娘は基本私と寝たがるので、頻繁にはできない方法ですが、週1回でもいいですよね。
布団やベッドが動かせるなら、ぜひ試してみてください。
2.月に一回は完全オフの日を作る
ポイントは3つ。
- 毎月の恒例にする
- 寝かしつけと片付けまでお願いしておく
- 他の予定で上書きしない
恒例にすることで、毎回お願いするのが楽になります。そして、ママにとって一番忙しい夕方の家事育児を代わってもらうことで、負担が大きく減ります。
以前、夫とこんな会話がありました。
「この日、娘を見ていてもらえないかな?休みが欲しいの」
「何か予定があるの?その間なら見ておくよ」
予定は無いんだけど…。ただ休みたいだけなんて、なんだか罪悪感。
また、こんな会話もありました。
「この日、ママを休みたいな。特に予定はないんだけどね。」
「わかった。じゃあ夕食づくりは僕がやるから、みんなでどこかに出かける?」
あれっ?そうじゃなくて、一人になりたいんだけど…。
(一人で何にもせず過ごすのが目的だと話しました。)
また、休みをもらったある日。夕方帰ったら、朝から一度も片づけていないであろう散らかり方。いつも以上の片づけに掃除、急いでの夕食づくり、お風呂に寝かしつけ。結局、やることが夜に集中してしまっただけで、休む前より疲れてしまいました。
これじゃ、何にも休みになってない。
こうならないために、休みを毎月もらうのは決定事項であること・私が夜遅くに帰ってくる前提で家事育児を進めて欲しいことを、夫と話しておきました。
「○日、休みもらっていい?」じゃなくて、「今月の休み、○日にするね」と夫に伝えられるようになりました。気持ちが楽ですよ。
夜にも出かけられるようになりました。夜ご飯を一人で食べに出かけたり、バーに行ってみたり、スーパー銭湯に入って夜返ってこられたり。選択肢が広がって、より自分らしく過ごせるようになりました。
そして、一度入れた休み予定は、別の予定で上書きしないのも大切です。例えば夫が「友達とご飯に行きたいんだけど、日が重なってて。休み、キャンセルしてくれない?」と言ってきても、よほどでない限り断っています。
「イベントやライブに重なって」など、どうしようもない時はキャンセルしますが、その場で代わりの日を決めてしまいます。
OKして、ズルズルと後にずれこんでしまった経験があるからです。結局3ヵ月、休みが取れなかったことも。
「私にとって完全オフは、病院の診察並みに大切なこと」と言い聞かせて、優先順位を下げないように気をつけています。
働いていた頃も、予定がなくても、あえて有休を入れていましたよ。そのとき利用していた保育園は、親のリフレッシュ目的でも登園OKでしたので、遠慮なくお願いしていました。
これから保育園を探される方は、仕事がない日でも利用がOKか、園の風潮を確認しておきましょう。
3.やらなくていいことを決める
やることを減らせば時間は生まれますし、「完璧にできていない」と自分を責めないでいいからです。
簡単なのは、家事や生活習慣ですね。
洗濯は2日に1回で良い、洗ったお皿は拭かずに自然に乾かせばよいなど、家事を楽にする方法は調べればたくさん出てきます。
ここで気を付けたいのは、「今までやっていたことを、ただ失くしてしまう」だけでは、心のモヤモヤに繋がってしまうこと。
理由は、「今まで出来ていたことが、出来なくなる」「やりたくてやっていた事なのに、やめなきゃならない」とネガティブに考えてしまうからです。
HSPには完璧主義さんが多いので、「今まできっちり出来ていたのに…」と落ち込んだり、「心地よさを求めてやっていたことなのに、やめると心地よくなくなってしまう」と嫌な気持ちになりやすいんですよね。
そこで、やらなくていいことを決めるコツがあります。
「自分が憧れる人の話を参考にする」です。
そうすると「あの人がやっている方法を、私も取り入れてみようかな」と前向きに検討できるんです。
その結果、「あの人がやっている方法を取り入れたいから、やっている」と、行動の動悸がポジティブになるんですよ。
参考になる人は、インスタグラマー、YouTuber、ママとして活躍している芸能人、ブロガー、作家さんなど、いろんな人がいます。
恥ずかしながら、私のブログを参考にしていただけるのも嬉しく思います。
私が「やらない」と決めたこと
いろいろな人の話を聞いて、取り入れていきました。
- アイロンがけ(脱水せずに風呂場に干せばシワにならない)
- ゴミ出しのたびにゴミ袋をゴミ箱にセット(余裕のある日に、一度にまとめて5枚くらいセット)
- 庭の雑草抜き(防草シートと人工芝にする)
- LINEを頻繁に見ない、返さない(ニュースアカウントなどは通知オフ)
- コンロでの煮込み料理(電気圧力鍋を使う)
- 服をたたむ(かける収納に)
- たまには宅食を使う
4.便利グッズを取りいれる
私は人に頼るのが苦手なので、いつも物に頼ることから始めています。
電気圧力鍋
時短になるし、火を使わないのでずっとコンロの前に立っておかなくて良いのが楽です。また火も使わないので子どもに安全といった面もあります。
普通のお鍋では作れない料理も作れ、楽しめるメニューが増えました。
ちなみに我が家はクックフォーミーを使っています。人参などがホロホロになるので、娘に「硬いからイヤ~」と吐き出されるのが減りました。
クックフォーミー
https://www.t-fal.co.jp/sp/products/pressurecookers/epc/cook4me/
5倍巻き・芯がないトイレットペーパー
ペーパーの交換頻度が格段にへりました。まだトイレが上手くない娘はカラカラとペーパーを出しすぎますが、すぐ交換にならないので楽です。
芯も捨てなくてよくなりました。夫は芯を放置するタイプで困っていたのですが、最後まで使い切れるタイプなので、その問題もあっさり解決しましたよ。
使い終わりは、少し紙の塊で残りますが、トイレに流せる厚さになります。
保管場所が省スペースになりスッキリしました。とにかく長く使えるので、防災リュックにも1つ入れています。
5.朝活(睡眠時間が確保できる人)
家族がまだ寝ている時間に起きれば、完全な一人時間です。まわりも静かで心地よいですよ。
今の私は、睡眠時間確保のために朝活はできなくなりましたが、娘が産まれるまではよくやっていました。めちゃくちゃ早く寝てしまうことで、時間を作っていました。
その時は、コーヒーを飲みながら、好きな雑誌を眺めていましたよ。
一日の始まりが「好きに過ごせる、一人の時間」から始まるので、気持ちも軽やかでした。
一人の時間に何をして過ごす?
特に趣味がないから、本当にボーッとするだけで終わってしまう。スマホばかりで時間が溶けていくこともあるし…。
たまには、何かやってみたいな。
そんなHSPさんに向けて、趣味を見つける方法をお伝えします。
おすすめの見つけ方
この3つをもとに考えるとうまくいきます。
- 今までの人生で、たくさん時間とお金をかけてきたこと
- 家の中でもできること
- スキマ時間でもできること
子育てという新しいことに毎日チャレンジしているので、これまでの人生でやったことのあるジャンルで趣味を見つけた方が、ハードルが低いです。
家で子どもを見ている時は、一人時間がそんなに長くとれないことも多いですよね。
特に娘が3歳になると昼寝もなくなり、テレビに集中してくれている時のみという感じです。
実際に私が見つけた趣味はこちらです。
- パソコンやwebについての勉強→このブログの執筆
- スマホで読む無料漫画
- 寝る
- 見ていて落ち着けるSNSたち(あらかじめフォロー)
- あったかい布団の中でぬくぬくを堪能する(ノイキャンイヤホン装着)
特に「webについての勉強」を、20年以上前から細々と続いてたことに気がつきました。そこからスキマ時間に独学をはじめ、このブログを立ち上げました。いまではこのブログが一番のひとり時間の使い方になっています。
「自分が好きなことを、自分のペースでやっている、やりたくないときはしなくていい」ととても幸せに感じています。
私が失敗した見つけ方
- 興味のあるものを新しくはじめる
- 他人の趣味をまねてみる
共通するのは、「今までにやったことがないジャンル」でした。
先ほども書いたのですが、ママになって生活が一変している時期に、さらに新しいことを上乗せするととても疲れてしまいます。
実際にいくつかやってみましたが、いつもと違うことを無理に初めたためか、結局続きませんでした。そしてそのことにも罪悪感を抱く、悪循環でした。
もっともっと、時間と心に余裕ができてから始めるのがよさそうです。
HSPの私が、一人の時間に癒されにいく場所
- スーパー銭湯
- カイロプラクティック
- マッサージ
スーパー銭湯
お風呂も夕食も済ませてきます。旅行のいいとこ取りのようで、心と体の疲れが両方癒されますよ。
ほかにもこんなメリットがあります。(場所にもよります)
- 天然の湧出温泉、というだけで癒される気分
- 露天風呂がある
- 子どもにあわせたぬるま湯でないので、ちゃんと温かい
- 家に帰ったら、後はパジャマに着替えて寝るだけ
- マイペースに髪を乾かせ、スキンケアできる
- お風呂も食事もそれほど高くない(1,000~2,000円程度でおさまる)
私の行くスーパー銭湯は、お風呂が1,000円くらいで、食事も600円くらいからあります。
お風呂掃除もしなくていいし、ご飯の片づけもいらないし…。あとは帰って寝るだけというのが、最高ですよ。
カイロプラクティック
近所に雰囲気のよいカイロプラクティック院があり通っています。心が休まるのはもちろん、体も整えてもらえるので最高です。
カイロプラクティックはこのようなものです。
主に脊椎やその他の身体部位を調整することにより、痛みの軽減、関節可動域や機能の改善、身体の自然治癒力を高めることを目的としている
自分のためにお金と時間を使うのに罪悪感があっても、「治療の一種」と思うことで通いやすくなりました。(厳密には異なるのかもしれませんが、気持ちよさを求めるマッサージとの違いを感じています)
帰り際に、次はいつごろ来てくださいねと話があって、予約を取る方式のところです。なので主人にも「体のゆがみがまだ取れていないから、次は2週間後に来てくださいねって言われたよ。また行ってくるね」と切り出しやすく、自然と続けられました。
施術時間は1時間で、値段もマッサージ店の1時間コースとそれほど変わらなかったりします。5~7,000円程度です。
一人でウーバーイーツ
受け取り方法の備考欄にこのように書いておけば、誰とも顔を合わせず、静かに受け取れます。
- 商品の袋は玄関のドアノブにかけてください
- インターホンは押さないでください。ドアノブに袋がかからないなど、お困りの時だけ押してください
アプリで到着を教えてくれるので、インターホンなしでも大丈夫なんですよね。
片付けは容器を捨てるだけで終わるので、とても楽です。
子育て×HSPママに、一人の時間が必要な理由
そもそも、子どもを持つ前は一人の時間をしっかりとっていたHSPさんが多いのではないでしょうか?
私は、子どもを産む前はそれに気づいていませんでした。娘が産まれてから、以前は一人でゆっくりと過ごす時間を大切にしていたのだと気づかされました。
普通の人より疲れやすいから
マルチタスク、時間に追われる、リスクを考えすぎてしまうなど、HSPの苦手なポイントがたくさんです。
子どもの大きな泣き声や機嫌に、自分の気持ちもゆさぶられてしまっているからです。
人一倍、頑張りすぎているから
一人でしょいこんでしまいがちです。責任感がつよいうえ、人に頼るのも上手くないためです。
私は適応障害になってから初めて気が付きました。
子育て×HSPママが、一人の時間をもつメリット
私はこう変わりました。
- 自分自身の心と体の健康を保てる
- 家族に優しくなれる
どちらも、夫にも子どもにも、遠回しに影響をあたえてしまうことですよね。一人の時間がまったくなかった時期は、家の中で叫んでしまったり、子どもに怒鳴ってしまったりと、家族にも辛い思いをさせてしまいました。
今では、ストレスが強くなったら、より一人の時間を多く持つようにしています。
まとめ ~子育て中のHSPママへ、一人の時間の作り方と、過ごし方~
なるべく簡単にできることをまとめてみました。一つでも試してみてもらえたら、とてもうれしく思います。
刺激の多い育児、HSPにはとても大変なことも多いですよね。
けれど、幸せを受け取ることもきっと多いはず。
一人の時間をうまく使って、これからも一緒に子育てを(ほどほどに)頑張っていきましょうね。