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人を誘えないHSPだった私が、誘えるようになった対策と誘い方

人を誘えないHSPだった私が、誘えるようになった対策と誘い方
harimi

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なかなか人を誘えない。

どうやったら、誘えるようになるんだろう。

誘うには、どうすればいいんだろう?

そんな悩みのあるHSPさんに、お話しします。

この記事を書いた人:はりみ

以前は人を誘うのがとても苦手だった、HSPの私。

今では苦手意識が薄らぎ、お誘いすることが出来るようになりました。

私が実践している、対策と誘い方をお話しします。

HSPな私が実践した、人を誘えるようになった対策

次の4つです。

  1. 自分が悪いと思わなくていい
  2. 断られたときのセリフを練習しておく
  3. イベントやお店を「軽く」下調べしておくと誘いやすい
  4. 本当に誘いたいのか、よく考えてみる

1.自分が悪いと思わなくていい

相手にも、予定や都合などの事情があるからです。

例えばこれまで、あなたはどういう時に断ってきたかを考えてみてください。

  • 予定が合わなくて
  • 緊張してしまってとっさに
  • 遠慮してしまって
  • 行きたくなくて
  • 気乗りしなくて
  • なんとなく
  • 体調がすぐれなくて
  • 雨の予報だから嫌で
  • 急な仕事で

自分だってそうなのですから、相手だってそうかもしれませんよね。

もし断られたときに「相手が自分をあまり好いていない」ことに気づいたのなら、距離を置くいいきっかけです。そう思えば気が楽になりますよ。

はりみ
はりみ

OKされて当日トラブルになって傷つくより、ずっと良かったはずですから。

ちなみに、私が想像していた最悪の状況は、こうです。

「は?」「え…」みたいな目で見られて、「いや、結構ですけど…」のように冷たく断られる

想像するだけで怖いですよね。小学校のときに、あったような気もします。「あんたなんかと遊ばへんわ!」みたいなものですね。

グサッと来る言葉とともに断られるのって、辛いですよね。

しかし大人になってそのような対応をする人は、よっぽど変です。

こちらが丁寧にお誘いしているにも関わらず、そのような対応をしてくる人とは、縁を切った方が身のためです。

遅かれ早かれ、縁を切るタイミングが訪れたはずです。もっと悪い状況になる前に、縁を切れてよかったと思ってもいいくらいですよ。

どんな断られ方をしても、自分が悪いと思わなくていい。これにつきます。

2.断られたときのセリフを練習しておく

無難に使えるのは(微妙な断られ方をしたときにも)

はりみ
はりみ

残念です、また機会があればよろしくお願いします

反応を確認したいなら

はりみ
はりみ

残念です、またお誘いしてもいいですか?

予定が合わなかっただけなら

はりみ
はりみ

残念です、よかったら、また予定あわせましょうね


その日は旅行の予定で、など都合が悪い理由を教えてくれたら

はりみ
はりみ

そうなんですか!楽しんできてくださいね。またお話し聞かせてください

などです。

この引き出しを増やす手っ取り早い方法があります。自分が誰かの誘いを断ったとき「相手がどういった言葉をくれたら、ほっとしたのか」を参考にするんです。

私の場合、それが上に書いたもの、というわけです。

今までのLINEの履歴を見ると、意外とたくさん見つかるかもしれませんよ。

3.イベントやお店を「軽く」下調べしておくと誘いやすい

まず、完璧にエスコートする必要はないと理解しておきましょう。互いに相談し合って決めればいいからです。

それでも、いきなり「提案がなにもないので案を出してください、決めてください」というのはハードルが高いですよね。(仲良くなればそういったコミュニケーションになることもあります)

ポイントは「軽くでいい」です。たった1つお店を見つけておくだけでも、ぐんと誘いやすくなりますよ。

はりみ
はりみ

私の案は○○ですが、他に何かしたいことはありますか?行きたいところはありますか?

のように質問すればいいのです。

お互いに何もなければ、そこで解散という予定にしてしまえばOK。

デートでも、物足りないくらいがちょうどいいって言いますし。「もう少し一緒にいたかったな」と思えるくらい、ということですね。

目的なくダラダラと長く時間を過ごすより、あっさりしているのも良いですよ。

4.本当に誘いたいのか、よく考えてみる

周りの人たちが一緒に遊んだ話を聞き、仲間外れのように感じて「私も誰かと遊びにいかなくては」なんて焦っているだけかもしれないからです。

そんな時は、「もし特定の誰かを誘ってノリノリでOKされたら、自分はどう感じるか」を考えてみてください。

はりみ
はりみ

断ってくれたらよかったのに、めんどくさい…

はりみ
はりみ

どうしよう、まさかのOKをされてしまった…

そう思ってしまう可能性が1ミリでもあるなら、今は誘わない方がお互いのためですよね。

私も、確かに以前よりは人を誘いやすくなりました。しかしそれは、「数多くの人を誘えるようになった」とはちょっと違うんです。

相手の数は決して多くありません。本当に仲良くしたい人たちだけです。

その人たちとも、数か月かけて仲を深めてからようやくお誘いしています。私にとっては、それくらいが無理していないんですよね。それが分かったら、周りと比べて、焦ることもなくなりました。

HSPな私が使っている、具体的な誘い方

次の3つです。

  1. 「もしよかったら」という雰囲気で誘う
  2. イベントをきっかけに誘う
  3. 短時間の予定で誘う

「もしよかったら」という雰囲気で誘う

もし断られても、受けるダメージが少なくて済むからです。

たとえばこんな枕詞があります
  • ご都合があえばですが
  • お時間ありましたら
  • 興味がありましたら
  • 興味がありましたら
  • 厳しければまたの機会でも大丈夫なのですが
  • 難しければ遠慮なく断ってもらって大丈夫なんですが

もともと「断ってもらって大丈夫ですよ」という伝え方をしているので、断られても「想定内」と感じやすいんですよね。

さらに、OKしてもらえた時はとっても嬉しくなるというメリットもありますよ。

イベントをきっかけに誘う

目的と日時がハッキリしていて、スケジュール立てがわりと楽だからです。

はりみ
はりみ

こういったイベントが○月○日にあって、もし興味があれば一緒にいきませんか?

といった伝え方になりますね。

お勧めなのは、この流れです。

 イベントのみで解散
 ランチ→イベント
 イベント→ランチ
※イベント→ディナー

※夜は疲れる人は候補から外しましょう

気になるイベントを見つけたら、誘ってみるのもいいですね。

私は4歳の娘のいるママなので、子ども向けのイベントなんかに、ママ友さんをお誘いすることが多いですね。

短時間の予定で誘う

朝から集合して、終わりが見えない予定になるより、気楽だからです。

こんな感じです。

はりみ
はりみ

昼ご飯はお互いにすませて午後から集合して、夕方まで遊びませんか?

時間に限りがあると、スケジュールも自然と1つか2つになるので、疲れにくいという利点もあります。

そもそも、HSPな私が人を誘いにくかった理由

1.断られるのが怖かった

実は自分はそれほど好かれていない、と突き付けられるんじゃないか。冷たく断られるんじゃないか。そんな風に思っていました。

→【対策】の【1.自分が悪いと思わなくていい】を実践したら、軽くなりました。

2.断られて居心地の悪さを感じるのが辛かった

ドギマギして変な空気を作ってしまう。断らせてしまって申し訳ないと感じてしまう。断られた自分が恥ずかしい。そんな風に感じてしまっていたんですよね。

→今でも感じますが、【対策】の【2.断られたときのセリフの引き出しを用意しておく】を実践したら、居心地の悪さからスッと抜け出せるようになりましたよ。

3.誘ったからにはエスコートしなきゃと思っていた

HSPゆえの責任感からでしょうね。誘ったはいいけれど「予定は何も決めてない。どうする?」と丸投げするのは無責任、と感じていたんです。(仲良くなればそういったコミュニケーションもありですよね)

その日のスケジュールやお店選びなど、ある程度の予定をたてる責任があると思ってしまうんですよね。

しかし相手のことを考えると、あれもこれもと案を考えすぎて、誘う前から疲弊してしまう…。そんな状況に陥っていました。

→【対策】の【3.イベントやお店を「軽く」下調べしておくと誘いやすい】を意識すると、独りで考えこみすぎなくなりました。

4.誘いたいと思っているようで、実は「誘われたら行っても良いかな」くらいにしか思っていなかった

意外かもしれませんが、自分の中にこんな気持ちがあったのです。

はりみ
はりみ

この人を誘いたいと思っているはずなのに、どうして気乗りしないんだろう?

よくよく考えてみると、心の奥底では

はりみ
はりみ

学校や職場やこども園で、少し話すだけで十分。プライベートでまで一緒に遊ぶのはちょっと疲れるな

と思っていたことに気が付きました。

こういう場合は、無理に誘わなくても、今のお付き合いがちょうどいいということですね。

→【対策】の【4.本当に誘いたいのか、よく考えてみる】で、無理に誘わなければというプレッシャーが減りました。

今では「誘う」に慣れてきた

理由は、断られ慣れをしたからかもしれません。

以前は1回断られただけで「どうしよう断られてしまった、もう恥ずかしくて誘えない」と怖がってばかりいました。

誘うことが増えると、当然、OKの数も断られる数も増えます。

断られるのも、経験の1つなんですよね。

予定が合わなくて・予定はないけれどハードスケジュールで・体調が悪くて・看病中で・金欠で…

そういった人は、次は向こうからも誘ってくれることが多いように思います。

中には「微妙な関係なのかもしれないな」と感じるような断られ方も、経験しました。

そういう時は、こちらから誘うことはやめ、距離もほどほどに置くようにしています。今のところ、それで正解のことが多いですよ。

まとめ

HSPな私が実践した、人を誘えるようになった対策

  1. 自分が悪いと思わなくていい
  2. 断られたときのセリフを練習しておく
  3. イベントやお店を「軽く」下調べしておくと誘いやすい
  4. 本当に誘いたいのか、よく考えてみる

HSPな私が使っている、具体的な誘い方

  1. 「もしよかったら」という雰囲気で誘う
  2. イベントをきっかけに誘う
  3. 短時間の予定で誘う

すぐに使える考え方や方法をたくさん書いてみました。

皆さんの人付き合いが、少しでも楽になるよう願っています。

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ABOUT ME
はりみ
はりみ
HSP×自閉症傾向ありかける自己肯定感の低い、アラフォーママ
HSP(非HSS型HSP)で自己肯定感が低く完璧主義な性格で、自閉症スペクトラムの傾向があります。適応障害と強迫性障害を経験したアラフォーママ(元ワーママ)です。

中学時代に自分が大嫌いになり、あらゆる挫折を経験してきました。ありのままの自分に誇りをもつのが目標です。

考え方や環境などを少しずつ変えて楽になった経験から、生きづらさやストレスを減らすための工夫やヒントを中心にお伝えします。
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