保育園でママ友がいないHSPさんへ「私も2年間ママ友なしでした」

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入園してしばらくたつのに、ママ友ができない。
周りはもうママ友同士になっているんじゃないかな。
わたしだけ一人ぼっちなんじゃないかな…。
そんな悩みのあるHSPさんに、お話しします。
- 私も入園から2年、ママ友ゼロ
- 0~1歳児クラスのこと
- ママ友がいなくても全く困らなかった
- ママ友をつくるための、簡単で具体的な行動を紹介
保育園に入園してから約2年、私にはママ友がいませんでした。こういう人もいます。
ママ友がいなくても全く困らなかったので、その時の話を書きますね。
また、その後ママ友が出来たのですが、HSPな私がママ友をつくるために具体的に取った行動も紹介します。

近い境遇の方の参考になれば幸いです。
ママ友はいなくても大丈夫
聞きたいことは、たいてい先生や役所に聞けるから
子どもを迎えに行ったとき、必ず誰か先生がいるからです。
担任の先生でなければ、「担任の先生と話がしたいのですが」と伝えると、会わせてくれますよ。
担任の先生に聞きづらいことは、園長先生に直接質問していました。
連絡帳やお知らせの内容、園のルールなどが分からない時、いつもお迎えの時に先生に質問をしていました。
また、園の利用については、役所に聞けばOKです。

利用させてもらう園の先生や役所に確認するのって、もっとも確実なんですよね。
ママ友がいない2年間、全て先生と役所に聞いていましたが、全く問題なかったですよ。
子ども同士は保育時間にコミュニケーションをとっているから
ママ友がいなくても、子ども同士はしっかりとコミュニケーションをとっています。
「自分にママ友がいないせいで、子どもに可哀想なことをしていないか」
そう感じた時期もありました。
でも子どもって、保育時間にしっかり遊んでコミュニケーションもとっています。
プライベートでも遊べれば「プラスアルファ」というだけで、遊べないのがマイナスではありませんよね。
みんな忙しくてそれどころではない
朝の登園も、夕方のお迎えも、どのママもバタバタでした。ちょっと挨拶してすれ違う程度でしたよ。
仕事前、仕事帰りの人が多いので当然ですよね。もちろん私もでした。

特に、兄弟を迎えに行かなければいけないママさんなんかは、いつもあっという間に去っていきましたよ。
手際の良さに、いつもほれぼれしていました。
みんな忙しくしていて、立ち止まってゆっくりお喋りをしている様子は、少なかったですね。
そもそも、お迎えの時間がみなさん違うので、会う人も少なかったです。
今はこども園(保育園と幼稚園の一体型)に登園しているのですが、こども園ではママ同士のお喋りが良く見られます。働いていないママさんの割合が増えるからですね。
保育園では、みなさん忙しそうにしているので、そもそも話せる時間が少なかったですよ。
ママ友を作るために取った、簡単な行動
- 挨拶はしっかりする
- 子どもの名前を覚えて、子どもに挨拶する
- 自分が相手に慣れてから、ちょっとした会話をふってみる
何かのきっかけで、関係がママ友に発展する可能性は誰にでもあります。そのためにはまず「お知り合い」にはなっておきましょう。
実は私、とても人見知りで、人に慣れるのが遅いし苦手なんです。
娘が保育園に通ったのをきっかけに、一歩踏み出す努力をしてみました。
とはいっても、いわゆるコミュ障なので、起こせたのは小さな行動ばかり。
それでも、そこそこ周りといい関係を築けるようになりましたので、そのとき取った具体的な方法をご紹介しますね。
挨拶はしっかりする
「単純接触効果」があるからです。これは、接触する回数が多いほど、人は親しみや親近感を感じるという効果です。1968年に、アメリカ合衆国の心理学者ロバート・ザイアンスによって提唱されました。

人間関係作りが苦手な私は、すぐ心理学に頼ります。
学生時代ほとんどいつも一人だったので、いまだにどうしていいかわからないことが多いんですよね。
「偉い人が見つけた法則なら、つかってみよう」と実践したり、心の支えにしています。
相手から挨拶されたら、ごにょごにょとごまかしたり気づかないふりをせず、笑顔で返します。

ちょうどコロナ禍でマスクをしていたおかげで、引きつり笑顔が隠せたのがよかったです。
マスク、いいですよ。
同じクラスの人には、こちらからも挨拶するようにしました。
「何か一言付け加えないと」とは思わないようにしました。「おはようございます」。これだけでいいんです。
時間帯がかさなって、ほぼ毎日会うママさんもいました。数か月、挨拶を交わしていただけでも、自分の中で警戒心が薄れていきましたよ。
のちのち、その中の一人と、ママ友になることができましたよ。
まずは挨拶だけでいいので、しっかりと行いましょう。
子どもの名前を覚えて、子どもに挨拶する
ハードルが低く、普通の挨拶だけの関係から、一歩近づけるからです。
しかも、適度な距離を保ったまま、できちゃいます。
こんな感じです。
パターン1:最初にママさんに挨拶+子どもにも挨拶

おはようございます(ペコリ)。○○ちゃん、おはよう(手を振る)
パターン2:最初に子どもに挨拶+ママさんにも挨拶
声をかけたい親子が、こちらに気が付いていない時にすごく使える方法です。
まずは子どもに向けて

○○ちゃん、おはよう
すると、ママさんが気づいて挨拶してくれるので、ママさんに向けて

おはようございます(ペコリ)
娘と一緒にいるときは、「○○ちゃんと会えたね~」「○○ちゃんと一緒になったね~」などと話して、その後に無言になるのをごまかしていました。笑
娘が産まれてから知ったのですが、ママ同士って、あまり苗字で呼び合わないんですね。○○ちゃんのママ、○○ちゃんのお母さん、って呼びます。
まだ親しくない人に、いきなり「○○ちゃんのママ」って呼びにくかったんですよ。それで、子どもの名前をよぶようにしたら、とてもスムーズにいきました。
もし相手の子どもから挨拶が返ってこなくても、子どもならあるあるですよね。なのでこちらも傷つきません。
どんなママさんも、子どもの手前、こちらの挨拶を完全無視することもないでしょう。
周りの子どもの名前は、名札や靴箱などを何度も見て、必死に覚えました。
子どもの名前を覚えて、子どもに挨拶。使ってみてくださいね。
自分が相手に慣れてから、ちょっとした会話をふってみる
その子に関する簡単なこと・その時期特有の育児・園のイベントについて、が多かったです。

○○ちゃんって、お名前どんな漢字を書くんですか?

何月生まれですか?

好きなキャラクターやテレビはありますか?
娘はポケモンにはまっています

○○ちゃんは何の食べ物が好きですか?
娘はうどんが大好きです

イヤイヤ期って来てますか?
娘、真っ最中なんです

この間のプール遊び、楽しそうにしてましたか?
娘は大興奮で帰ってきました
誰でも答えられそうな、簡単な質問ですよね。それでいて、踏み込み過ぎない質問をしました。
1日に1つでもいいと思うんです。積み重なれば、自然と距離が縮まっていきましたよ。
近づきやすい人
- 自分の子と仲がいい子どものママ(娘との会話でよく名前がでたり、先生から「○○ちゃんと遊んでいましたよ」と聞くなど)
- 帰りが一緒になることが多いママ
- 単純に自分が「この人、いいな」と思った人
①は、「いつも一緒に遊んでもらっているみたいで、ありがとうございます」「これからもよろしくお願いします」という簡単な会話ができます。
②は、「これから夕ご飯づくり、大変ですね、今日は何ですか?」などの会話ができます。
どちらも、単純接触効果が狙えます。
③はHSPさんにとって、大前提ですね。

①②③が全部そろったママが1人いました。その人が初めてのママ友で、入園3年目にしてようやくママ友になれましたよ。
ママ友ができて良かったなと思うこと
- 先生の情報が入ってくる
- 園のルールで、グレーな部分を相談できる
- 病院の口コミを聞ける
- 園が休みの日に一緒に遊べる
- 育児の喜びや悩みを共有できる
先生の情報が入ってくる
「あの先生は、子どもからも親からもとても人気がある」
「あの先生は子育て経験があるから、親身になってくれる」
などです。
知らなくてもまったく問題はないのですが、先生についてより深く知ることで、こちらの安心感が深まりました。
園のルールで、グレーな部分を相談できる
OKともNGとも言われていないけれど、あまり推奨されていないだろうな…と感じるようなルールですね。
先輩ママさんに聞くと「こうやっている人は結構いますよ」など、上手な乗り切り方を教えてもらえますよ。
病院の口コミを聞ける
自分の通っている病院が、子どもにもいいとは限りませんよね。
「あそこの歯医者の先生だけは、息子が怖がらない」
「あの先生は子ども好き」
「キッズスペースがあるにはあるけれど、意外と狭くてみんな飽きて出てきてしまう」
園の先生も、役所の人も、病院についての良し悪しは語られません。
やっぱり地元の他のママさんに聞くのが一番でした。
ママ友がいない時は、口コミを見たり、自分で下見に行って、確認していましたよ。
園が休みの日に一緒に遊べる
私の場合、夫が土日仕事が多いんです。なので子どもと1対1で気持ちがすり減ってしまうより、ママ友と子どもたちと一緒に時間を過ごす方が楽しい日もありますよ。
育児の喜びや悩みを共有できる
パパが相手だと、なかなか長話につきあってもらえないこともありますよね。
同じ年齢の子を持つ、同じママ目線だからこそ、共感しあえることも多いです。
まとめ:保育園でママ友がいないHSPさんへ
入園から2年間、ママ友がいなかったときの私の話と、ママ友を作るための具体的な行動についてまとめました。
ママ友はいない時も気楽でよかったですし、できたら楽しいことも増えました。どちらも良かったなぁと感じます。
参考になれば幸いです。

