仕事

【苦手なLINEの対策】HSPの私がLINEとうまく付き合えている理由【めんどくさい・怖い・やり取りを続けるのが苦手など】

【苦手なLINEの対策】HSPの私がLINEとうまく付き合えている理由【めんどくさい・怖い・やり取りを続けるのが苦手など】
harimi

「LINEが苦手。めんどくさい、怖い、やり取りを続けられない。完全無視は気が引ける。お付き合いしつつも、ストレスにならない範囲で済ませたい。」

そんな悩みがある人にむけての記事です。

結論:HSPの私がLINEとうまく付き合えている理由2つ

ざっくり、次の2つです。

  • 「あまりLINEしない人」と印象づけているから
  • 自分なりのルールを決めているから

後述します。

本音:LINEはめんどくさいし、怖いし、やり取りを続けるのが苦手

正直な気持ちです。外で人に会って疲れているのに、家の中でまで人と接したくありません。

そもそも、LINEは連絡手段だと思っています。私にとって、おしゃべりツールではないです。どうしてもおしゃべりするなら実際に会うように、予め時間を確保して心づもりした上で、たまにならいいのです。(例外として、遠方に住んでいてなかなか会えない友達とは、文通のように使います。)

ですが世の中にはおしゃべりを楽しみたい・自分の近況を知らせたいという方もいらっしゃいます。私個人は、そのような方とは(LINEは)合わないとわかりました。

またLINEは表情や声がないので、誤解されない言葉選びに、普通のコミュニケーション以上に必死になってしまいます。怖いのです。

ストレスが溜まっている時は、まるでこんな風に感じることも(たとえ話です)。

  • 休みで家でゆっくりしている時に、予告なく突然インターフォンを鳴らされて、おしゃべりに付き合わされる
  • 育児と家事でバタバタしているのに電話がかかってきて、話が一方的に始まってしまい、切れずにイライラ

それを楽しめる・気がねせず断れる人ならよいのですが、私はどうも、そうではないようでした。

「無視すればいい」「返さなければ相手も返してこなくなる」「LINE交換をしない」そんな方法もありますが、私は無理でした。

そもそも、苦手で距離を置きたくても置けない人=適度なお付き合いをしておく方が良い人っていますよね。職場の人、上司、夫の親戚、あまり親しくはないけれど子ども関係のおつきあいなどなど。

今は、お付き合いしつつも、ストレスにならない範囲で済ませられるようになりました。実際にしている対策・対処法を、説明します。

苦手なLINEへの対策①「あまりLINEしない人」と印象づける

おしゃべりを楽しみたい・自分の近況を知らせたい人からの連絡を減らせるからです。

相手にこんな印象を持ってもらえるようにしています。

  • 必要な連絡はきちんとしてくるけれど、ペースはゆっくりな人
  • おしゃべりには、あまり乗ってこない
  • 夜になると連絡は返ってこなくなる

そのために具体的にやっているのは、次のことです。

交換時にLINEはあまりしないとハッキリ伝えておく

こんな風に伝えることが多いです。

(ラフなお付き合いなど)

そもそもあまりやらないので、着信にも気が付かないんです。友達とは2~3日おきに返信しあうような、文通並みの遅さなんです。もし未読が続いても、もともとそうなので気になさらないでくださいね。

一応ときどきは見るようにしていますが、どうしても急ぎの時は、お手数ですがLINE電話してください。

(目上の人など)

LINE、ちょっと苦手なんです。返事にすごく時間がかかったり、間違って開くとそのまま忘れてしまったりする性格なんです。なので仕事でもよっぽどでないと使わないようにしています。

未読スルー既読スルー、結構してしまうのですが、大丈夫でしょうか?

(たいてい大丈夫といわれるので)そろそろ返事がないと困る時は、遠慮なく催促かLINE電話で助けてくださるとうれしいです。

ちなみに、すでに交換済の方へはこんな風に伝えました。

忙しくなってLINEをあまり使わなくなったので、これから返事が遅れると思います。

一応ときどき見るようにしていますが、どうしても急ぎの時は、お手数ですがLINE電話してください。

これで、プライベートな内容でLINE電話がかかってきたことは、今のところありません!

仕事でよっぽど緊急の時は、まれに普通の電話がかかってくることもありましたが、最初から電話をかけてくるようになりました。

説明しておけば、相手に余計な心配をかけずに済みますね。

トークの通知オフとオンを使い分ける

はりみ
はりみ

(通知音♪)
ビクッ!(嫌だな、面倒だな、早く返さなきゃ…)

これがなくなります。

そもそも通知がなければ気付かないので焦らないからです。自分の都合がいい時間にだけ、LINEを開いて確認しています。

以前は通知に振り回されていました

・通知がきたらすぐ返信しなきゃと焦る
・頭をフル回転させて、1通に30分以上かかってしまう
・今やっている用事もあるし、頭がパニックで結局まとめきれず送れない
・既読スルー状態なので早く返信しなきゃとさらに焦る

今でも返信に頭を使うことはありますが、1日に何度も通知で焦ることはなくなりました。とにかく自分のペースでLINEを使えるようになるのを最優先にしました。その後だと、相手への返し方やつきあい方を考えやすかったです。

オンにするのは「すぐに通知に気付きたい相手」だけにします。

また普段はオフにしていても「急ぎの対応でやりとりしている相手」はオンに切り替えて対応します。急に明日会うことがきまって、時間や行く場所の相談中、などです。予定がきまって会話が終わったら、またオフに戻します。

私のオンオフ例です。

オフにしている相手

・家族のグループLINE
9割がただのお喋りです。たまに「○日、実家で集まらない?」などの連絡があります。うっかり返事を忘れていると、誰かが教えてくれます。先日、オフにしているとカミングアウトしました(笑)。

・職場の先輩
たわいもないお喋りで、返すとず~っと会話が続きます。先輩も私の返事がゆっくりなことに、ストレスを感じていないと聞いています。私が先輩とお喋りしたいなという日に、まとめて時間を取って返信したり、コーヒーとお菓子を食べながらお喋りしています。

・以前勤めていた会社の関係者
※今はもう連絡はきません
退職後、仕事の不明点の質問がきていました。しばらくの間だけ、お付き合い程度に答えていました。すぐに返すと要求がエスカレートしたり、質問してきて5分後に「解決しました」ときたりするので、翌日以降に答えるようにしました。よほど緊急なら電話するだろうと気を強くもって乗り越えました。(勤めていたときは何でもすぐに返していて、便利屋として扱われていたことに、今は反省しています)

・LINEニュースやメルマガ系
チェックはしたいけれど、好きなときに見たいからです。

オンにしている相手

・主人
「帰宅します」「帰りスーパー寄るけど買うものある?」など、すぐ気付きたい連絡がほとんどなのでオンにしています。

・仲の良い友達
わたしの性格を良くわかってくれていて、LINEの返事に何日もかかると理解してくれています。そもそもプレッシャーにならないような文章で送ってくれるし、頻度も少ないです。連絡がくるとわたしは嬉しくなるので、オンにしています。

補足:通知について

×スマホのアプリ設定でLINE全体の通知をオフ(全通知)

○LINEのアプリ内で特定の相手の通知をオフ(個別通知)←こちらです。トーク画面からメニューを開くとオンオフの切り替えがあります。

個別通知をオフにしていても、LINE無料電話は鳴ります。(別の設定で「通話の着信許可」を無効にして初めて、LINE無料電話もオフになります。)※記事執筆時点

時間帯を決める+終わらせ方を決めておく

私なりの「すぐに返事がきても、2~3回返信ができるタイミング」でLINEを送ったり返信をしています。チェックして返信するには時間がかるし、返信したら会話が始まるかもしれないからです。

以前は出勤中や、晩御飯の支度中でも返信をしていました。早く返した方がいいとおもって頑張っていたのに、結局ストレスになっていました。せっかくすぐに返事をくれても、自分が返せなくて焦ったり罪悪感を感じていたからです。

時間を決めた今は、「相手も今は返ってくる期待をしていないはず」と思えるようになりました。

私は生活リズムに合わせて、朝・昼・夜にタイミングを決めています。

朝:起きてすぐ

昨晩きていたLINEへの返信をして、「続きはまた決めましょう。いってらっしゃい!」などで会話を終えます。

昼:12時~14時の間で1時間くらい

なんとなく「お昼の休憩中」のイメージがありませんか?「そろそろ仕事/用事にもどります!」と会話を終えます。返信できずに会話が途切れても「仕事にもどったんだな」「休憩が終わったんだな」と思ってもらいやすいです。

夜:晩御飯のしたく前と、こどもの寝かしつけ直前

終わらせ方は「晩御飯のしたくがあり、そろそろ失礼します!」「そろそろ寝かしつけしてきます」「おやすみなさい」などです。

それ以降はLINEはしません。子どもの寝かしつけと一緒に私も寝るからです。もしも起きていても、きりがなく感じて、ストレスに思うからです。(寝かしつけの後に起きているのはまれで、月に1回もありません。)

苦手なLINEへの対策②やりとりのコツをおさえる(やり取りを続けるのが苦手な人向け)

全文準備し終わってから小分けに送信する

情報量を多く伝える時は、そのようにしています。すぐに返信があると、話の流れが混乱するからです。何かを説明したいときは、これで随分楽になりました。

次の日会える人とは寝落ちでOK

※LINEはあまりしないことを相手に伝えているのが前提です

毎日仕事で合う人などです。朝にあいさつとともに「昨日は寝てしまいました」とフォローを入れます。繰り返していると、夜遅くは寝落ちキャラが定着してきて、こちらも気持ちが楽になります。

業務内容のLINEは短めにする

オブラートに包むより、伝わりやすさと速さ重視にしたいので、簡潔な文章で送らせていただきますね。と最初に言いきっておきます。こうすれば、普段の態度を丁寧にしていれば、クッション言葉などがなくても前向きにとらえてもらえます。最後の締めの挨拶だけ、丁寧にすれば大丈夫です。

丁寧なあいさつスタンプを準備しておく

あいさつスタンプで締めくくりやすくなるからです。無難なのは草花のイラスト+あいさつ文のスタンプです。キャラクターが入るとカジュアルな印象になるからです。

最低でも2セット用意しておくと、「いつもこのスタンプで締めているな…また同じスタンプだな…」と悩むことも減りました。

対策③着信音を優しいものにしておく

音量を大きくしても、不快に感じない音にしています。

一時期トラブルになった相手がいて、しつこく電話をかけられてきました。また仕事でも退勤後なのにLINEで質問攻めにあった時期がありました。それらがトラウマで、着信音に恐怖を感じたときにとった行動です。

LINEに振り回されず、うまく利用しています

  • 「あまりLINEしない人」と印象づける
  • 自分なりのルールを決める

この2つで、自分なりにLINEを使うようにしています。今の世の中、LINEをするのが必須になってきていますよね。だからこそ、お役に立てれば幸いです。

あわせて読みたい
HSP|そっけないLINEに不安を感じる人に、おすすめの方法
HSP|そっけないLINEに不安を感じる人に、おすすめの方法
あわせて読みたい
適応障害で「LINEが返せない」メンタル体験談と、楽になった5つの対策
適応障害で「LINEが返せない」メンタル体験談と、楽になった5つの対策
あわせて読みたい
HSPママのイライラ減。ノイキャンイヤホン【SONY WF-1000XM5】
HSPママのイライラ減。ノイキャンイヤホン【SONY WF-1000XM5】
ABOUT ME
はりみ
はりみ
HSP×自閉症傾向ありかける自己肯定感の低い、アラフォーママ
HSP(非HSS型HSP)で自己肯定感が低く完璧主義な性格で、自閉症スペクトラムの傾向があります。適応障害と強迫性障害を経験したアラフォーママ(元ワーママ)です。

中学時代に自分が大嫌いになり、あらゆる挫折を経験してきました。ありのままの自分に誇りをもつのが目標です。

考え方や環境などを少しずつ変えて楽になった経験から、生きづらさやストレスを減らすための工夫やヒントを中心にお伝えします。
記事URLをコピーしました