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HSP|そっけないLINEに不安を感じる人に、おすすめの方法

HSP|そっけないLINEに不安を感じる人に、おすすめの方法
harimi

そっけないLINEが送られてくると、いつも不安になってしまう…

いつもそっけないLINEを送ってくる人に、傷ついてしまう…

そんな悩みのあるHSPさんに、お話しします。

はりみ
はりみ

えっ、嫌われたかな?何かしてしまった?とザワザワすること、ありませんか?

そんな人にこそ、読んで欲しい記事です。

この記事で伝えたいこと
  • 必要以上に丁寧にしすぎる癖を外したら、楽になれた
  • そっけないと感じる2つのパターンと、対処法

必要以上に丁寧にしすぎる癖を外したら、楽になった

え?そういう話?

どう対応するか、受け流すかじゃなくて?

ちょっと趣旨がずれていない?

そう思われた方もいらっしゃるでしょうが、大丈夫です、聞いて下さい。

長い目で見ると、この方法が最も根本的な安心につながっていくのです。

なぜなら、相手の機嫌をとろうと必死になることもないですし、こちらが会話のボールを持ったまま悩み続けることもなくなるからです。

もちろん、そっけない文章が送られてきたときの対処法ものせていますので、そちらもご覧くださいね。

相手のLINEがそっけないと、悩んだり傷ついてしまうHSPさんにお勧めな方法

次の2つです。

  • 必要以上に丁寧にしすぎる癖を外す
  • 自分もシンプルな文章を送れるようになる
ポイント

ここで言う「シンプルな文章」というのは、「失礼に当たらない程度に、そっけない文章」

目指すは「丁寧に返さない」でなく、「こちらが疲れてしまうほど丁寧に返しすぎない」こと

どうして楽になれるの?

答えは、とりあえずサラっと返信してしまえるようになるからです。

具体的には「そうでしたか。」「そうなんですね~」など、ひと言でサッと返してしまえるといいですね。

ちょっと想像してみてください。デートのために一生懸命着飾って望んだのに、相手がヨレヨレ部屋着だったらと思うと、やるせなくなりませんか?

きっと、相手との気持ちの差を感じるのでしょうね。

同じように、時間と心と頭を使って、必死に考えて丁寧に返しているという方、いらっしゃいませんか?それに対して、相手がそっけないひと言だと、ショックを受けてしまいます。

自分もシンプルな文章でLINEを返せるようになったら、悩みがぐっと少なくなりましたよ。

もちろん、丁寧に返せることは素晴らしいことです。相手に不安感を与えず、相手の受け取りやすい形に変換して送ることができるのですから。

しかし、そのために時間と心をつかって沢山悩んで疲れてしまうなら、その能力はとっておきの時だけでいいのではないでしょうか。

誰かが悩んでいる時、困っている時、手を差し伸べたいときなど…。

そんな時は、思いきり心と頭を使って、メッセージを送ってあげたいものですね。

初めて、わざとそっけないLINEを送ったときの話

もともと、1回1回よ~く考えて送るタイプでした。

はりみ
はりみ

こんな言い回しをしたら失礼かな、嫌な思いをさせてしまうかな。

こんなに送ったら長すぎる?まわりくどいと思われてしまう?

ああ既読して時間がたってしまった、早く送らないと…

こんな感じでした。

仕事の付き合い、友達、周りみんなにです。気軽にシンプルな文章を送れる相手は、家族だけでした。

初めてそっけないLINEを送ったのは、退職後にも関わらず、会社から質問連絡がとまらなかった時です。適応障害で会社を辞めたのですが、出来る限りの引継ぎをしていても、退職後も会社から質問のLINEやメールが次々に送られてきました。

私の体調が酷いと知っている人からも、気軽に送られてきたのがとてもショックだったのです。

例えば、「引き継がなくていいと決まった内容だけど、やっぱりやりかたを全部教えて。どうしたらいい?」のような重たい内容です。通常なら、引継ぎに1週間はかける作業でした。

その時、初めてそっけないLINEをこちらから送ったのです。

丁寧さを限界まで減らして、でも失礼に当たらない程度にして。とても端的な文章ばかりを返しました。

体力と気力が限界なこともありました。ここで丁寧に返したら、また使いつぶされるだけ…そんな気持ちもありました。

それでも、誰も怒ってこなかったのです。なんだ、べつにこれくらいそっけない送り方でも、大丈夫なんだ。そう思ったのを覚えています。

結局、その引継ぎもしなくて済みました。

後日、自分が送った内容をあらためて読んでみると、べつにそっけなくもないんですよね。必要なことは伝えられていますし。

もしかしたら「いつも丁寧で腰の低いはりみさんにしては、そっけない」そんな風には思われたかもしれませんが。

ちなみに、その時の記事がこちらです。

あわせて読みたい
適応障害で「LINEが返せない」メンタル体験談と、楽になった5つの対策
適応障害で「LINEが返せない」メンタル体験談と、楽になった5つの対策

シンプルな文章を送る練習法

私はこのように進めました。

  • 家族に送るくらいに気負わないのを目指す
  • よく会う人、仲のいい人から始める
  • 少しずつ始める
  • 意外とハードルが低いのは、はじめましての人

家族に送るくらいの気負わなさ、を目指す

家族になら、シンプルに返せるという人もいらっしゃるのではないでしょうか?こんな気楽さを目指したいものです。

でも、いきなり他の人にも同じようには難しいですよね。なので次の方法がオススメです。

よく会う人、仲のいい人から始める

会って話すことで、フォローがきくからです。

普段からよく会う人、仲のいい人なら、普段のコミュニケーションで「あなたを嫌ってはいない」ことを伝えられるからです。

はりみ
はりみ

「最近スマホの使い過ぎで、ちょっと生活を見直してるんです。特にLINEに時間をかけすぎちゃってて。少し短くするようにしてるんです」など伝えておくといいですよ。

少しずつ始める

いつもとても丁寧な文章を送ってきた人が、いきなり端的になると、誰でも違和感を感じるからです。

相手が家族なら、どう返信しますか?

クッション言葉をちょっと減らしてみたり、絵文字を減らしてみたり、自分が「ここ考えすぎているな~」「配慮しすぎかな~」と思うポイントを、少しずつ減らしてみてください

意外とハードルが低いのは、はじめましての人

「今までのやりとり」がないので、練習しやすいです。

LINEを交換するということは、面識はあるはずなので、最初に「LINEはあまり上手じゃない」ことを伝えておきます。

そして、今までのように練りに練った文章を返さず、意識的にシンプルめにやりとりをするのです。

もちろん、盛り上がって沢山返したくなったら、それはそれで大丈夫です。繰り返しになりますが、大切なのは「こちらが疲れてしまうほど丁寧に返しすぎない」ことですから。

そもそも、どうしてそっけないと感じるか?

  1. 相手の表情やテンションが見えないから
  2. 短い文章だけだと、意図や真意が汲み取りにくいから
  3. 自分が丁寧に返しすぎているから(相手とのギャップ)

①は誰にでも当てはまりますが、HSPさんには②の問題もあると考えています。

ですので、自分の行動でも、「そっけないLINEを辛く感じてしまう」ストレスを減らすことにもつながるはずです。

そっけないと感じる2つのパターンと、対処法

  1. 普段はそうでもないのに、突然内容がそっけなくなった(ように感じる)
  2. 最初からそっけない文章の人

1.普段はそうでもないのに、突然内容がそっけなくなった(ように感じる)

気に障ることをしてしまったか、嫌われてしまったのではないかとドキッとするからです。

HSPさんは自己肯定感が低い傾向にあるので、ついネガティブに考えてしまうんですよね。私もそうなので、この気持ちがとてもよくわかります。

聞ける間柄なら、聞いてみる

一人で悩んでしまうくらいなら、いっそ聞いてみましょう。こちらの思い過ごしなこともあります

はりみ
はりみ

気にしすぎ、と言いたいわけではありません。

聞くにも勇気がいりますが、聞くことで誤解がとけるなら、一人で悩み続けるよりも前向きなコミュニケーションにつながるからです。

「もしかして、何かお気にさわりましたか?いつもと返信の雰囲気が違いましたので」

「ひょっとして、忙しい時間でしたか?」

私はそんな風に聞いていました。

ここで、焦ってへりくだり過ぎると、まるで自分が悪いかのように気持ちが持っていかれるので、気を付けてくださいね。

時間をあけて返す

大きなショックを受けてしまったら、この方法がおすすめです。

ショックを受けた状態で返信しても、変に丁寧になりすぎたり、ぎくしゃくした返信になってしまう可能性が高くなるからです。

本当に相手の機嫌がよくなく、LINEの文章にそっけなさとして現れる場合もありますよね。たとえそうだとしても、時間をおくことで相手の怒りのピークが過ぎたり、冷静になる可能性もあります。

悪い流れやテンポを断ち切ることもできますよ。

はりみ
はりみ

お互いちょっと距離を置くイメージですね。

相手にも事情があるかも?と、一旦思ってみる

いつでも丁寧な返信が返せる状況とは限らないからです。

例えば運転中の赤信号で急いで返してくれたとか、仕事に入る前にサッと返信だけしてくれたとか。

私だと、離乳食の娘に食べさせている最中とか、短くなりがちでしたね。今思えば、そんなときまで無理して返さなくてよかったのですが(笑)

気を付けて欲しいのは、自分が思いきり傷ついているのに「相手にも事情があるから…」と我慢してしまわないようにしてください。最悪のケースは、相手にとって、ただの都合のいい人になってしまいますから。

本当の意味で、そっけない対応をされてしまったら

内容的に、これはちょっと冷たくされたな…という時です。

そういう時こそ、こちらもさらっとシンプルな文章(失礼に当たらない程度)で返信してしまいましょう。

こちらが相手の機嫌をとる必要はありませんし、こちらが会話のボールをもって悩み続けることもありません。

相手もこちらの違和感に気づいて「さっきは失礼だったかな?」と態度を改めてくれるかもしれませんよ。

はりみ
はりみ

どんな冷たい言い方をされても、いつでも黙って我慢、ニコニコしているわけではないんですよ。

そんな意思表示にもなるので、自分を守ることにもつながります。

2.最初からそっけない文章の人

直接会っての会話と、ギャップもありますよね。「言い方が冷たい…」「こんな言い方されると傷つく」そんな風に思うこと、ありませんか?

相手の普段のLINEの傾向を知っておく

LINEではこういう人なんだとわかれば、自分にだけそっけないのではない、と安心できるからです。

共通の知り合いや友達がいれば、悩み相談として聞いてみるのがいいですよ。「普段からこんな感じだよ」と、さしさわりのない範囲で、やりとりの画面を見せてもらえるかもしれません。

「端的なメッセージを好む」人もいると理解しておく

そもそも丁寧な人から端的な人まで、人によって使い方が大きく変わるツールだからです。直接話すと口下手だけどLINEでは明るい人、直接だと明るいけれどLINEは機械的な人。いろいろです。

はりみ
はりみ

絵文字やスタンプを使わない人もいますよね。

私の先輩に、こんな風に返信する人がいました。

「どういう意味?」
「それで?」
「時間ないんだけど」
「君がそう思うならそれでいいんじゃない」

なんてことない人も多いのでしょうが、当時の私は「私、嫌われているんじゃないか…」と本気で思っていました。

ですが特に嫌われてもなかったようです。

正直、こういうメッセージがくると、今でも不安になります。そんな時は「こういうメッセージの送り方」が嫌なのであって、その人を嫌だと思わなくていいのだと考えるようにしています

年代によっても違うと理解しておく

めざましmedia様の記事を参考にさせていただきました

「メール1往復主義」という言葉を、聞いたことはありますか?

何かをメールで依頼したときに、相手がお断りの返信をしてきたら、それでやりとりを終了させるコミュニケーションのことです。

次の会話の、最後が無いんですね。

○○をお願いできますか?

今回はお受けできかねます

かしこまりました。またの機会にお願いいたします。

LINEなら、既読無視と同じ状態になっています。若い方に多いようですが、こういう考えをもつ方もいらっしゃるんですね。

また、「マルハラ」という言葉もあります。

末尾に「。」がついた文章は、相手に冷淡さや威圧感を与えてしまうので「マルハラ(マルハラスメント)」と呼ばれています。

若い方は、LINEなどで短い文章を送るときに「。」を省略するので、あえて付いていると「怒っている」と感じたりもするんですって。

はりみ
はりみ

私はメール世代なので、絵文字や音符や!などで文章を終えることが多いです。

なので、いつも「。」な上司に当たったときに、なんだか冷たいなという印象でした。

私の上司は、なんでも「。」で終わる人で、後輩は「!」で終わる人でした。最近知り合ったご近所さんは20代で、あまり何もつけないタイプのようです。色々ですよね。

まとめ

そっけないLINEに不安を感じるHSPさんに向けての記事でした。

この記事で伝えたいこと
  • 必要以上に丁寧にしすぎる癖を外したら、楽になれた
  • そっけないと感じる2つのパターンと、対処法

毎日のように使うLINEですから、うまく付き合っていきたいものですね。

みなさんの不安が、少しでも軽くなればうれしいです。

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はりみ
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HSP×自閉症傾向ありかける自己肯定感の低い、アラフォーママ
HSP(非HSS型HSP)で自己肯定感が低く完璧主義な性格で、自閉症スペクトラムの傾向があります。適応障害と強迫性障害を経験したアラフォーママ(元ワーママ)です。

中学時代に自分が大嫌いになり、あらゆる挫折を経験してきました。ありのままの自分に誇りをもつのが目標です。

考え方や環境などを少しずつ変えて楽になった経験から、生きづらさやストレスを減らすための工夫やヒントを中心にお伝えします。
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