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「悩みすぎる」が悩みのHSPさんに試してほしい3つの方法|体験談も

「悩みすぎる」が悩みのHSPさんに試してほしい3つの方法|体験談も
harimi

つい悩みすぎてしまう。おなじ悩みをくりかえし考えるのも辛い…。どうすればやめられるのか知りたい。

そんな悩みのあるHSPさんに、お話しします。

悩みすぎて泥沼にはまってしまうの、とても辛いですよね。頭も心もすごく疲れませんか?

そもそも答えのないことだったり、結論がいつも決まっていたり。それなのに、ふとした瞬間に悩みはじめてしまい、ぐるぐるが止まらない。

そんな時、私が実践している簡単な方法があるのでご紹介します。つぎの3つです。

簡単な方法3つ
  1. 悩みに向き合って、ひたすら書きだす(時間のある時)
  2. 新しい悩みなら、一旦置いておく
  3. いつもの悩みなら、「流すイメージ」を使って流してしまう
はりみ
はりみ

認知行動療法など専門の方法もありますが、専門家のサポートが無くてもできる、簡単な方法を紹介します。

心の専門家ではありませんが、同じような境遇の方へのヒントになればと、実体験をもとに書いています。

1.悩みに向き合って、ひたすら書きだす(時間のある時) ~悩みすぎる×HSP~

心が整理されるきっかけになるからです。心が整理されれば、同じ悩みをぐるぐると考えすぎずに済むからです。

溜まった心の中の思いを、全て吐き出します。心が整理されて解決策に出会うこともあります。

やり方は、とにかく気持ちをノートに書きまくります。難しく考えなくて大丈夫です。この悩みについて書くと決めたら、あふれ出る思いをひたすら文字にします。

誰にも見せないので、適当でめちゃくちゃでも構いません。ちゃんとしなくていいです。文章になっていなくても、書きなぐりでも、箇条書きでも、まっすぐ書かなくても、汚くても、平仮名でもカタカナでも。書きだすと、きっと頭はとまらないので、ただひたすら書いていってください。

会社でモラハラを受けていた時、私はこんなことを書いていました。

なんであの人に○○って言われたの?すごくイヤだった!!!傷ついたし悲しかったしイライラしたし、悲しかったし、傷ついたし(※同じことを何度も書いたりしていました)、誰もわかってくれない、私だってすごく頑張っているのに、伝わらない、わかってもらえない、辛い、悲しい、もういやだいやだいやだ…

書きだしたことでモラハラに合わなくなったわけではありませんが、「これはモラハラを受けているんだな」「私は○○のように言われると悲しいんだな」と理解が深まりました。(もっと後のことになりますが、結局モラハラに耐え切れず退職しました。)

私は頭からあふれる思考の方が早くて、鉛筆がまったく追いつきませんでした。ミミズのような字ですし、間違っても消しゴムで消す暇もなく雑に塗りつぶしていました。

B5のノート、3ページほどにびっしり書いていました。途中からとても斜めになっていました。最後にはまるで涙が枯れるかのように、あふれ出る思考も枯れたのです。そして、書き終わりました。

すると、とてもスッキリしたのです。しばらくの間、この悩みでぐるぐると悩みすぎることはありませんでした

夫との関係に悩んでこの方法を使ったときは、「こうやって読んでみると、私もひと言足りなかったかもしれないな。次は伝えてみようかな」と前向きな考えが生まれたこともあります。

とにかく書きだす、おすすめです。

外出中など、しっかりと向き合う時間がとれない時など、普段から使えるのは、次の2つの方法です。

2.新しい悩みなら、一旦置いておく ~悩みすぎる×HSP~

しっかり向き合える時間をとってから、悩んだ方がよいからです。

ただ考えてしまうと、ネガティブ思考や悪い方向に考えがちだからです。また、家事や仕事をしながら悩んだりすると頭がマルチタスクになってしまいます。これでは新しい良い考えは生まれにくいですよね。

私はLINEの一人グループを使ってメモしています。後で確認するかはさておき、「忘れてしまってはいけないから、今すぐ悩もう」という意識を手放すためです。

あとで見返した時には「あまり重要ではなかったな」と思えることもあります。時間がたっていて、すでに解決していたりもします。

はりみ
はりみ

ここでメモすることなく、サラッと流せたり、忘れられる人がとても羨ましいです。

3.いつもの悩みなら、「流すイメージ」を使って流してしまう ~悩みすぎる×HSP~

「悩みすぎる」を手放す癖をつけるためです。精神科の先生に教えてもらった方法です。

やりかたは、「いつもの悩みだ」と気が付いたらすぐに、流すイメージを使って頭から追い出します。

イメージは水が流れる音など、なんでもいいです。

私は「川のせせらぎの音」をイメージにしています。

はりみ
はりみ

先生から「ジャーッ!」と最初に聞いたとき、思わずトイレを思い浮かべました。

けれど一日に何度も思い出すにはあまり心地よくなかったので、もっと自分の気持ちが晴れるものを選ぶことにしました。

YouTubeで川のせせらぎの動画を見て、そのイメージを使っています。

私がしばらく試してみて、わかったことは、次の4つ。

  • 悩みを無理やり終わらせるのではない
  • 心の声を無視するのとは違う
  • 心が立ちどまらずに、次に進めるようになる
  • 「答えがないのに、結論は決まっているのに、悩みすぎる」から辛い

続けていくうちに、気持ちの切り替えができたかも、という経験をつみました。こんなふうにです。

  • この悩みには、いまは答えは無いんだ
  • なんど考えても結論は同じだった
  • 新しく大きな展開があるまでは、今はおいておこう

そんな風に思えて、「悩みすぎる」がさらさらと消えていくようになったのです。

いつも上手くいくわけではありませんし、最初はむりやりな気もしたのですが、だんだんと上手くいくことが増えてきました。

ただし、これは決して流してはいけない感情だ、と思ったら、時間をとって「向き合って、ひたすら書きだす」を試してみてくださいね。

まとめ ~「悩みすぎる」が悩みのHSPさんに試してほしい3つの方法~

まとめ
  1. 悩みに向き合って、ひたすら書きだす(時間のある時)
  2. 新しい悩みなら、一旦置いておく
  3. いつもの悩みなら、「流すイメージ」を使って流してしまう

上の3つをお伝えしました。

とくに③は、今すぐできる方法でもあるので、本当におすすめです。

みなさんのぐるぐると悩みすぎる悩みが、少しでも軽くなれば嬉しいです。

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はりみ
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HSP×自閉症傾向ありかける自己肯定感の低い、アラフォーママ
HSP(非HSS型HSP)で自己肯定感が低く完璧主義な性格で、自閉症スペクトラムの傾向があります。適応障害と強迫性障害を経験したアラフォーママ(元ワーママ)です。

中学時代に自分が大嫌いになり、あらゆる挫折を経験してきました。ありのままの自分に誇りをもつのが目標です。

考え方や環境などを少しずつ変えて楽になった経験から、生きづらさやストレスを減らすための工夫やヒントを中心にお伝えします。
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