HSPな私が、ニュースでつらくならないために実践している方法3つ
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ニュースがつらい。けれど全く見ないわけにもいかない。どうしたらいい?
そんな悩みのあるHSPさんに、お話しします。
結論、次の3つです。
- 媒体と、見る時間を決めている(YouTube×ノイキャンイヤホン・LINE)
- 流し見・流し聞きをしている
- 想像の働かせすぎにブレーキをかける
以前の私は、ニュースを見ると怒りや悲しみやいろいろな感情が刺激されて、もう見たくない、と感じてしまっていました。
それでも、世間の動きや最低限の情報は知っておきたいという気持ちがあり、私にとってニュースは必要なものでした。
自分なりのニュースとの向き合い方を試行錯誤したおかげで、以前ほど疲れることなく、情報を手に入れられるようになりました。順番に紹介していきますね。
「ニュースを見なきゃ!」という焦燥感も減って、かなり快適になりました。
HSPな私が、どうやって日々のニュースチェックをしているか
次の3つを実践しています。
- 媒体と、見る時間を決めている(YouTube×ノイキャンイヤホン・LINE)
- 流し見・流し聞きをしている
- 想像の働かせすぎにブレーキをかける
メインはYouTube×ノイキャンイヤホンと、LINEニュースです。
まれに朝にニュースを見るときはTHE TIME,。そのほかはNHKです。
このように、自分の好みの番組を見つけるだけで、かなり楽になりました。ニュース番組にも、それぞれ雰囲気や特色があるので、自分に合うものを探しました。
こちらを煽るような報道のしかたや、派手なテロップの多い番組は、たとえ暇な時間があっても見ないようになりました。
1.媒体と、見る時間を決めている
YouTube×ノイキャンイヤホン
こんな点が気に入っています。
- 自分のタイミングで見られる
- 見たくないところは飛ばせる
- スマホなので画面が小さく、視覚から受ける刺激が少ない
- 流し見や、流し聞きがしやすい
- 小さな音量でも聞き取れ、音の刺激が少ない
毎朝、身支度のときに、ニュースチェックをしています。洗顔をしたらイヤホンをはめて、メイクや、朝ごはんの支度をしています。子どもがいると私の都合ではテレビが見られないので、家族が起きる前にしています。
夜、髪をドライヤーで乾かすときにも、ニュースチェックをしています。
基本は音や声だけを聴いていて、見たいときには画面もチラチラ見ています。画面がテレビほど大きくないので、受ける刺激も少なくなりました。
私の使っているノイキャンイヤホンは、ドライヤーや洗濯機の音もかなり小さくしてくれるので、助かっています。
ノイキャンイヤホンを使えば、小さな音量でもクリアに聞こえるので音の刺激も少なく助かっています。特にYouTubeはどうしてもCMがはいるので、CMの派手な音にも驚かなくて済みます。
最初はマルチタスクになって大変かな?と感じたのですが、慣れている支度や家事と一緒にするだけなら、あまり負担にはなりませんでした。
つらすぎる内容だと気が付いたら、サッと飛ばせるのも助かっています。
信憑性のため、YouTubeチャンネルがテレビ局のものを観るようにしています。
注意点は、コメント欄は見ないようにすることです。何度か興味本位で覗いてみたのですが、個人的意見や批判であふれていて、とても辛くなってしまいました。
LINEニュース
こんな点が使いやすいです。
- 一目で新着の一覧が見られる
- ニュースに触れる時間が短くて済む
通知に表示される一覧だけ見れば、とても短い文章でまとめてくれているので、ニュースに触れる時間をかなり短縮できます。
タイトルをざっと読んで、気になるニュースのみ続きを読むこともあります。
通知はオフにしています。1日3回配信されますが、自分の好きなタイミングだけ見るようにしています。
しばらくニュースチェックできてないな、という時にも使えます。
注意点は、記事の最後でスクロールをとめることです。記事下の外部リンクに、あおり文がある場合が多いからです。
THE TIME,(ザ・タイム)
TBS系列で、朝に放送されている情報番組です。
- メインキャスターと、番組マスコットのファンだから
こういう理由があってもいいと思います。
メインキャスターは安住紳一郎さんというアナウンサーの方です。マスコットはシマエナガちゃんという白い鳥です。シマエナガという鳥は実在していて、「雪の妖精」ともいわれる、白くて丸くてモフモフした鳥です。
安住さんの落ち着いた声と、ときおり入る笑えるひと言が、心を軽くしてくれます。シマエナガちゃんは姿と声が愛くるしいのと、左上に常時表示されている時刻エリアにシマエナガのイラストが入っているので、どんなニュースも和らいで受け止められるんです。
私の場合はこんなふうに、自分の好みの人が伝えてくれるニュースは比較的受け入れやすいです。
YouTubeでは物足りないな、他の情報も知りたいな、という時に見ています。
NHK
- 声が落ち着くから
なんとなくニュースが見たくなったら、いつもNHKを選んでいます。どのアナウンサーさんの声も落ち着くんです。
さきほどのTHE TIME,と同じで、個人的な好みですが、私には大切な要素です。
昔から、NHKのニュースだけは、ラジオでよくかけ流していたんです。内容はほとんど聞いていませんでしたが…。なぜか落ち着くからだったんですね。
会わなかった媒体:ラジオなどの音声のみ
情報が自分に入ってきにくかったからです。
視覚がないぶん、目に飛び込む刺激がなくて良いかなと思っていたのですが、しっかりと内容を把握しようとすると私には物足りませんでした。
理解が追いつかなかったり、記憶に残らないことが多かったんです。
私には視覚があったほうが理解しやすいとわかり、画面の小さなスマホでYouTubeをみることに落ち着きました。
2.流し見・流し聞きをしている
集中のしすぎを防ぐためです。
HSPさんには深く集中するという特性があるからです。
ニュースにも同じことが言えます。つい感情移入してしまったり、そのニュースばかり考えてしまっていた過去の自分の行動もうなずけました。
私の場合、朝の支度をしながら・家事をしながらの流し見・流し聞きをしています。
気になったニュースだけ、調べるようにしています。
先ほどもかきましたが、マルチタスクになって大変かな?と感じたのですが、慣れている行動と一緒に流し見・流し聞きするだけなら、あまり負担にはなりませんでした。
学生のころから、ニュースやワイドショーを家族で見ている時、私だけは何かをしながら見ていました。
あまり興味がなかったのもあるでしょうが、ニュースだけに集中するのがしんどい気持ちがあったのです。
3.想像の働かせすぎにブレーキをかける
起こった事実のみに目を向けて、想像を働かせないようにブレーキをかけています。
たいていネガティブな考えにはまってしまうので、防ぐためです。
コツは、「○○というニュースが、あったんだな」と、頭の中でポイントだけをつぶやくようにします。なるべく低い声でゆっくりと、淡々とです。
以前は「○○で悲しい思いをした人がいて、加害者に憤りを感じていて…」とグルグルと辛くなっていました。今は「情報だけを受け取る」ことが上手になりました。
最初は「こんな自分って冷たい?」とも感じました。
しかし、自分がつらくなりすぎてしまっては、できる支援があったときに行動にうつせません。
そう思い、気持ちを切りかえることにしています。
つらくなったら、切り替える方法を持っておく
一旦ニュースから離れて、他のことをします。
すごく当たり前、と思うかもしれませんが、以前の私は実践できていませんでした。つらくても不安になってもイライラしてしまっても、見続けていました。ニュースが終わっても気持ちのモヤモヤは晴れなくて、何日もひきずることもありました。
さらに「続きはどうなったんだろう、最新情報はどうなっているんだろう」などとネットで検索して、ただただ自分が不安になってしまうばかりでした。
私はYouTubeを使ってのニュースチェックが一番多いので、好きな音楽か、自然の川の音を聞くように切り替えています。
HSPな私がつらくなるニュースのポイント
これがわかってから、ニュースの途中でも音量を下げるなどの対策がとれるようになりました。
一番つらいのは、感情移入してしまう内容と、不安になる内容です。
自分も被害者と同じ立場になったような気持ちや、大切な人や自分がそうなったらどうしようという不安などがあります。
小さい子どもの痛ましい事件や、戦争や紛争などもありますよね…。
みなさんにも当てはまりますか?
- 批判や辛口コメント
- 記者が強い口調で詰め寄っている様子
- その記者を無視している様子
- 政治関連のヤジ
- ニュースの最初が「ドカーン!」という爆発の映像からスタートする
- 被害者やその親族の直接の言葉
- 現場の生の声
- 「詳しく解説します」の内容(凄惨な様子がつまびらかに報道されたり…)
- 見えない未来に対しての不安で締めくくられる(この先いったい、どうなってしまうのでしょうか、という言葉)
とくに最後の、「この先いったい、どうなってしまうのでしょうか」という報道のされ方が苦手です。コロナ関連で多く聞いてしまいました。
逆に「期待がされています」「調査を進めています」「対策が検討されています」などの前向きな言葉で終わるとホッします。
どれも批判はしません。視聴者が知りたがっている情報だからこそ放送されているのでしょうから。また現場の生の声などは、支援を増やしたり、同じ過ちを二度と繰り返さないようにしたり、犯罪抑止の面もあると思っています。
みなさんも、ポイントがわかると、ニュースとの距離をとるタイミングがわかりやすくなりますよ。
良くなかった「ニュースとのかかわり方」
朝起きてから家を出るまでのあいだ、テレビをつけっぱなしにする
衝撃的な動画や内容は、繰り返して報道されませんか?何度も目にしてしまうのが、私にはつらかったです。
CMになったら別のチャンネルに切り替えると、さっき見た衝撃的な動画がこのチャンネルでも…。番組が切り替わったら、またトップニュースで扱われている…。というように、何度も目にしていたのです。朝から元気をなくして落ち込むこともありました。
親や夫が、朝起きたらとりあえずテレビをつける派で、以前の私も自然とそうなっていました。今はそのやり方は自分にあわない、とわかって、良かったです。
ネットニュース
関連記事やほかの記事がどうしても目に入ってきます。そして過激なあおり文がタイトルになっている記事もあります。
私が利用しているLINEニュースもネットニュースのひとつですが、見る時間を少なくして、関連記事が表示される場所を把握していることで、うまく付き合っています。
被害者の声や事件の詳細を、ネットで探してしまう
ニュースでショックを受けたことから、何十時間も怯えることに費やしてしまった話です。
一時期、山岳遭難事故のあまりの凄惨さにショックを受けて、実際の遭難事故や体験談を検索するのが、半年ほどやめられなくなったことがありました。
夜中に目が覚めては、検索の繰り返し。ほとんどの記事を読みつくしてしまいました。
結果、登山を一度もしたことがないのに、登山に必要な持ち物や、遭難しないための心得をかなり深く知るほどになりました…。
けれど、これは自分にとってはプラスになりませんでした。私は登山に全く興味がなく、虫も大の苦手です。きっと一生、登山には挑戦しないでしょう。もしも何らかの理由でやることになったら、ガイドやインストラクターの方についてもらいます。
登山に興味のある方や、挑戦する可能性がある人には、本当に有意義だし読んでほしいと思える情報ばかりでした。しかし私にとっては、ただただ怖い思いをした時間でした。
このことから、ニュースに影響を受けすぎないことは、とても大切だという意識をもちました。
X(旧Twitter)
過激なコメントが添えられていたり、信憑性に欠ける投稿も含まれるからです。
本当のことかわからない情報で、自分の心がつらくなるなんて、嫌です…
トレンドに上がっているとつい見てしまうのですが、そもそも不快そうなワードは避けるようにしています。(不快なワードだとおもったら実はほっこりなケースもありますね。)
ニュース嫌いな自分を責めなくなったエピソード
小さいころから、ニュースやワイドショーが苦手でした。理由はよくわかりませんでした。
それは大人になっても続いていて、自分のことを「世間知らず、大人になり切れていない、非常識」だと自己嫌悪していました。大人になって、ニュースを知らなくて恥ずかしい思いもしました。
なので、体は嫌だと拒否していても、ニュースを見るようにしていたのです。
あるときこう感じました。
なんだかんだ言っても、きっと私は一生ニュースを見る。
だったら私が楽にニュースを見られる方法を探してみよう。
そして、私がニュースが苦手な理由は「感情がめちゃくちゃにかき乱されてしまうから」だと気づいたのです。
自分が非常識なわけではなかったと気が付いて、長年の苦しさが溶けていく気分でした。
同じ思いをされている方、いらっしゃいませんか?
どうやって、自分のキャパシティー以上のニュースが入らないようにしているか
意識的に避ける・ノイキャンイヤホンを使う、という行動をとっています。
例えば、自分は見たくないけれどテレビが置いてあって付いていることって、ありませんか?
職場の休憩所、休憩でよく使うランチのお店、病院や薬局の待合室、などです。
背を向けたり、席が選べれば良いのですが、それでも音は入ってきますよね。そういう時、ノイキャンイヤホンを付けていました。
あとは、スマホのホーム画面にニュースが表示されるような初期設定の場合は消しています。LINEニュースの通知も消しています。
まとめ ~HSPな私がニュースでつらくならないように実践している方法~
3つの方法を中心に、ご紹介しました。
- 媒体と、見る時間を決めている(YouTube×ノイキャンイヤホン・LINE)
- 流し見・流し聞きをしている
- 想像の働かせすぎにブレーキをかける
ほぼ毎日のことですから、出来るだけ受けるストレスは少ない方がいいですよね。
きっと、皆さんにピッタリなニュースとの向き合い方があるはずです。この記事が少しでも参考になればうれしいです。
私の使っているノイキャンイヤホンについては、こちらの記事で紹介しています。周りの雑音を打ち消してくれて、小さな音量でもクリアに聞こえるので、流し聞きに便利ですよ。