HSPは自分のペースを乱されるのがストレス。できる対策と対処法

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ペースを乱されるのが苦手。
どうしてこんなにストレスなんだろう。対策はあるのかな?
そんな悩みのあるHSPさんに、お話しします。
HSPさんがペースを乱されるとストレスな理由
HSPの私は、ペースを乱されるのが好きではありません。誰でもそうだろうと思っていたのですが、驚いたことに、夫は平気なタイプ。どう違うんだろうと、自分と夫を観察していました。
そこで分かったことがあります。HSPな私は、ペースを乱されると「強烈な不安を感じてしまう」のです。
例えば、こんなことを想像して不安に駆られます。
- ミスをして落ち込むかも、責められるかも
- パニックにおちいって失敗するかも、冷静でいられなくなるかも、周囲に優しくできないかも
- 急な判断を迫られて失敗するかも、重圧を感じるかも
- 私の希望や時間を奪われて、雑に扱われるかも
- やりたいことが出来なくなるかも
- その結果、傷ついたり疲弊したりするかも
実際そうはならなくても、想像するだけでストレスですよね。
私は普段から「心地よい環境」にとどまりたいと思っています。なぜなら、自分を守るため。世界は刺激がいっぱいで、自分がしんどくなるのを知っているからです。
ペースを乱されると「心地よい環境から引っ張り出されるのでは。ショッキングな刺激が待っているのでは」と、強い不安を感じてしまうんです。
だから、ペースを乱されるのは好きではありません。
反対に、私はルーティーンと安全安心が大好きです。
作業方法や進む道はじっくり深く考えて、「安全、安心」と納得がいってから進みます。ある程度先まで、めどもたてておきます。石橋をたたいて渡るタイプですね。
そうやって見つけた方法や道を組み合わせて、自分なりのルーティーンを作り上げます。次からはそのルーティーンに沿えば、安心、安全だからですね。
非HSPの夫はというと、いつでもマイペースで、「なんとかなる」「なるようにしかならない」が口癖です。私のような不安を、ほとんど感じないそうです。
マイペースなので、そもそも周りのペースに巻き込まれにくいし、ペースが乱れても「仕方ないね」と切り替えています。夫は「起こったことはどうしようもないし。過去には戻れないからね」と言います。
その結果、失敗も多いですが、落ち込みません。叱られても「仕方ない」って思うそう。ストレスも少なく生きているんですって。
「夫のようになりたい!」と羨ましく感じましたが、それは「HSPが非HSPになりたい」と同じくらい厳しいこと。
だったら、「HSPでも取れる行動や対策を考えよう」そう思ってまとめたのが、この記事の内容です。

強烈な不安が、少しでも和らぐようにと考えました。
HSPさんがペースを乱されたらどうしたら良い?対処法
基本は、一人になって落ち着くことです。しかし、そうできない場合もありますから、いくつか方法を知っておくといいですね。ご紹介します。
一人になる
周囲からの刺激を取りのぞいて、回復するには、これが一番です。家なら別室に移動します。仕事ならいったん離席してお手洗いにいっていました。
ノイキャンイヤホンをつけるのもいいですよ。周りと自分が切り離された感覚になります。

深呼吸する
いつでもどこでも、人といても、たとえ電話中でもできる方法です。ペースが乱れると、たいていの場合、呼吸が浅くなっています。
厚生労働省のメンタルヘルスのページにも、こう書かれています。
不安や緊張が強くなると、運動をしているわけでもないのに、「ハアハア」と息が上がってくることがあります。呼吸も浅く、速くなり、汗が出てきて心臓もドキドキ。つらいと思いますが、こんなときこそ意識して「深い呼吸」を心がけてみてください。
今やることを明確にして、1つに集中する
ペースを乱されると、頭の中がいっぱいになりますよね。あれもこれもとタスクがあふれたり、不安や心配事が止まらなくなったり。
そんな状態では、落ち着いて行動できません。
優先順位を明確にしながら、今やることは何なのかを1つ見つけ出し、それに集中しましょう。
できるなら、一旦すべて書きだして、頭の中から出してしまうと楽になれますよ。
五感を使って癒される
HSPさんは五感の感覚が鋭いです。その気質を利用しましょう。ストレスが幸せで上書きされていくような感覚になり、次第に落ち着けますよ。
- 視覚:Instagramで美しい写真を見たり、可愛い猫の動画を見る
- 聴覚:好きな音楽を聴いたり、自然の音に耳を澄ませる
- 嗅覚:お気に入りのハンドクリームをつけて香りを楽しむ
- 触覚:手触りのいいタオルをなでる
- 味覚:大好物を食べる
私はよく、Instagramでお気に入りの猫動画を見ます。鳴き声もとっても可愛いので、視覚+聴覚のダブルで癒されています。
娘がそばにいるなら、ほっぺをムニムニさせてもらったり、ぎゅっと抱きしめたりもしますね。
完璧にできなくていいと思う
理想より、ハードルを下げても構わない、と考えましょう。
「まぁ、いいや」ですね。

そう思えたら、苦労してないよ…
そう思われる方もいらっしゃるでしょうが、実はコツがあるんです。
確かに、完璧主義な気質を持つHSPには「まぁ、いいや」と軽く流せないことも多いですよね。
コツとしては、まずは小さなことから「まぁ、いいや」と思ってみることです。

思えるかどうかは別にして、思ってみることが大事ですよ。
最初のうちは「いや、やっぱりよくない」と打ち消すでしょうが、繰り返していると、たまに「まぁ、いいや。もういいかな」と思えることが出てくるんです。
ハードルを数ミリずつ下げていく感覚ですね。
私の体験では、こんなことがありました。
「今日の晩御飯は3品作るはずだったのに。急に回覧板が回ってきて相手とお話ししていたら、間に合わなくなってしまった。」
以前の私なら「何とかして間に合わせなきゃ!材料も買ってしまっているし!」と焦りながらガチャガチャバタバタと激しく料理をして、疲弊していました。
最近だと「2品でいいや。あと1品はキュウリでも切ってマヨネーズかけて出そう」なんて考えられるようになったんです。
人それぞれハードルの下げ幅は違うでしょうが、試す価値はあると思いませんか?完璧主義を手放す練習にもなりますよ。
HSPさんがペースを乱されないようにする対策
乱されるデメリットは、イライラして楽しく過ごせなかったり、自分の力を発揮できなくなったりすること。あらかじめできる対策は、いくつかあります。
相手に合わせすぎないと心得る
ストレスになることは断っていいし、困ることは主張しましょう。また、相手に合わせてもらうことも、時には必要です。
たとえば、無理な要求をされた時です。無理に要求を呑むより、断った方が楽です。

新人でしょ。何か一発芸やってよ。

すみません、そういったことは苦手なんです。
理不尽な頼まれ方をされることもありますよね。

今すぐこの仕事して。

この作業が最優先と上司から指示を受けているので、その後なら出来ます。
相手に合わせてもらうというのは、こんなケースです。

ごめん、20分、遅刻する!

近くの○○カフェにいるから、そこまで来てね。
合わせすぎると、相手によっては「この人は犠牲になってでも自分に合わせてくれる」と考え、利用してくる場合があります。


仕事で経験はありませんか…?私はこのパターンが多かったので、反省しています。
自分の本音を分かってあげる
上に書いた「相手に合わせすぎない」ために必要なことです。自分の気持ちを理解していないと「相手に合わせようとしているけど、そうとう無理しているんじゃ?」と気づけません。
本当はどうしたいのかを理解し、相手に合わせられる範囲なら合わせても良いですし、合わせたくないのが本音なら自分のペースを守りましょう。

自分を持つ、ということですね。
スケジュールに余裕をもつ
自分のペースに戻るための時間や、もう一度考えなおす時間が作れるからです。たとえペースが乱されたとしても、焦りが少なくて済みますし、持ち直しやすくもなりますよ。
悪いことばかりではない、と心の隅で思っておく
究極の話になりますが…。
自分一人で生きているわけではありませんので、ペースが乱されるのは、ある程度仕方がありません。
「少しでもペースが乱されるのが嫌!」と完璧を求めすぎると、周囲と上手くいかなくなります。
人間関係を全て断ったとしても、天候の影響や、別の要因でのトラブルはさけられませんよね。
それよりも「ペースはときどき乱されるかもしれない。でも、だからこそ見える景色や経験もある」少しだけ、そう思ってみてください。

もちろん、できることなら乱されず平穏に行きたいものです。
乱されて当たり前、と無理に思わなくて大丈夫ですよ。
こう考えるようになってから、私自身、こんな気づきがありました。
- トラブルを乗り越えて、自信がついた
- 遠回りしたからこそ、よい景色が見られた
- 急がされた結果、新しく効率よい方法を編み出せた
- 妥協した結果、楽な道を見つけられた
マイペースな夫と、自由奔放な4歳の娘と暮らす中で、この経験が増えていったように思います。
決して心に良いことばかりではありませんが、ペースを乱されることも、ある意味「人生経験」なのかもしれませんね。
HSPな私が、ペースを乱されたと感じるとき
最後に、HSPな私が「ペースを乱された」と感じるとき、です。

あるある~!そうだよね!なんて思いながら読んでもらえればうれしいです。
急がされる
とにかく焦るんですよね。動悸が早くなったり、呼吸が浅くなって軽くパニックになります。その結果、どうしてこんなハメに…とイライラし出すんです。
娘がなかなか園にいく支度をしないときや、夫が朝急に「今日○○いるんだった。用意できる?」などと言い出すと、途端にキャー!となってしまいます。

夫には事あるごとに、「急がされるのはとにかく苦手」「あらかじめ伝えておいて」「突然たのまれたら、やりません><」と言っています。
集中しているときに急に話しかけられる
せっかくゾーンに入って効率よく気持ちよく作業出来ていたのに、プッツリ切れてしまうからです。仕事中や家事中などに多いですね。
HSPの特徴として、高い集中力があげられます。自分でもその強みを理解しているので、強みが活かせず残念にも感じるんです。
大切な用事で、こちらを気にかけてくれる話し方ならいいのですが、突然「はりみさんも、そう思うよね!」などと巻き込まれるのが一番苦手。
周りの話なんて聞いていなかったし、その場の流れを読んだ返事が出来ず、つまらない顔をされることもありました。それがとても辛かったです。

あれ?私が何か悪いことしたんだっけ…?と傷ついて、なんで傷つかなきゃいけないのと悔しくもなります。
急な予定の変更
安心できる計画から逸れてしまうのと、素早い判断を求められるのが苦手です。
例えば、運転中の道間違い。走りながら「どうしよう、戻れずだいぶ先まで行ってしまうかも」と不安になります。運転が苦手なので、とっさに新しい道に切り替えられないのもあります。

よくあるのが、急なお誘い。「明日、○○に行かない?」「この後仕事終わったら、飲みに行かない
?」のように誘われるのが好きではありません。
とっさに判断できないし、○○に行くための準備、気をつけたいことの事前調査、などをする時間もとれません。嘘の理由をとっさに思いつくのも、下手なんです。
めどが立たない時
いつになったら安心できるかわからないのが苦手です。
飲み会の切り上げ時間が分からない・待ち合わせに遅れている人が何時に来られるかわからない・電車の運行再開がいつになるかわからない、などです。
めどが立っていれば、それまでの時間の過ごし方を決められるし、あと○分くらいだから我慢しようなど思えるのです。
途中で切り上げさせられる
目標を設置して、それに向かった道筋を決めて確実にすすめていたのに、その努力をなかったことにされるような気分になります。
責任感が強いというHSP気質もあって、責任を全うせず投げ出すような形になるのは、不本意にも感じるんですよね。

「ここまででいいの?ラッキー」と思える人もいるようですね。羨ましいです。
タスクが次々に追加
自分がやりたいことを、なかなか始められない苛立ちを感じます。また、溜まったタスクを全て終わらせなければという焦りも感じますね。
仕事中に次々頼まれごとをしたり、電話応対ばかりが続くと、ストレスになります。
タスクが多くなると、嫌でもマルチタスクになってしまうことも。マルチタスクが苦手なHSPにとっては、苦手な状態ですよね。

机の上に、やりかけの作業の資料がどんどん積み重なっていくのが本当に苦痛です。
見張られる
途端に集中できなくなります。自分でもわかるくらい、ペースも精度もガクッと下がります。
相手の視線を感じて気が散るし、相手にどう見られているか、どう思われているかも気になって仕方がありません。作業が二の次になってしまいます。
相手からアドバイスが入ると、自分のペースで進められないし否定されたように感じて、軽くパニックになってしまいます。

娘にじ~っとみられるくらいなら、平気なんですけどね。
上司に横でじっと見られながらの作業、などは本当に嫌でした。必要なときは仕方ありませんが、できれば、短時間で済ませてほしいと願ってしまいます。

そもそも、注目されるのも苦手です。
まとめ:HSPは自分のペースを乱されるのがストレス
ストレスになることをまずは受け入れて、できる対策を取っていきましょう。乱されたときの方法も知っておくと、いざという時に役立ちます。
皆さんのストレスが、少しでも軽くなることを願っています。