【HSPの恋愛あるある】困ること・嬉しいこと。体験談とアドバイス
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HSPだけど、恋愛がつらいことばかりに思えてしまう。
ネガティブだし、感情に振り回されやすいし…。
恋愛経験のあるHSPさんの話を聞いてみたい。
どうすれば恋愛がうまくいくのかも、知りたいな。
そんな悩みのあるHSPさんに、お話しします。
恋愛結婚をしたHSPです。
恋愛で大失敗も経験しています。
アラフォーママになり、今ならあの時どう行動したらよかったかがわかるようになっています。
HSPの恋愛あるある・困ること
- 限界まで我慢してしまう
- 気を使いすぎる
- 積極的に距離をつめられない
- 依存する、される
限界まで我慢してしまう
自信のなさから「嫌われたくない」と思うからです。さらに、相手が何を求めているかも分かります。結果的に、相手に合わせて自分は我慢してしまうのです。
- 相手の好みに合わせてしまう
- 本当の自分を出すまでが長い
- 最終的に、尽くすことに疲れる、イライラする
本当はこうしてくれた方が嬉しいけど、言えずに我慢。「自分がちょっと我慢すればすむことだから…」普段から多いのではありませんか?
昔付き合っていた人で、お金の感覚が合わない人がいました。ローンで中古車を買い、飽きたらまたローンを重ねて次の中古車を買うのです。車が大好きな人だったんですよ。車に詳しくない私でしたが、共通の友達に高級車だと教えてもらいました。
多い時には1年で3回、車が変わりました。
ローンって、生活水準を落とさずに済むし、手持ち資金が足りなくても物が手に入るメリットがありますよね。私も今住んでいる一戸建てはローンで購入したので、否定するつもりはありません。
ただその人は、ローンが全部でいくらあるのか、把握していませんでした。それがとても怖かったのです。
それでも理解のある彼女でいたくて、口もださず、詮索もしませんでした。
結婚を考えていた私は、ローンの総額を聞きたかったのですが、怖くて聞けず…。ずっと我慢していました。しかし同棲の話が出て、お金の話になったとき、総額を聞きましたが教えてもらえなかったんです。一気に不安になってしまいました。
車だけでなく、他のことでもお金を派手に使うことが多い人だったんですよね。
毎年、数十万円する趣味のグッズを一揃い買い替えたり、仲間内での飲み会では大量のお酒を自腹で差し入れたり。
私の感覚とは大きく違うところがありました。
「お金の管理を計画的に行いたい、多少の我慢は必要」な私と、「しっかり仕事をしているのだから大丈夫、今は楽しく暮らしたい」な彼。次第にすれ違うことが大きくなったのです。
不安であることを伝えましたが、話し合いは流され、彼は車を買い替えることをやめませんでした。彼にとっては生きがいに近い趣味なんだとわかりました。それが、私が彼から離れるきっかけになったのです。
彼とのお金の感覚の違いは、付き合ってすぐに感じ取っていました。それでも相手の好きなようにさせてあげたいと、一人で勝手な我慢をし続けてしまった私。もっと早くに、本音を出して向き合っていれば、お互いのためにも良かったなと思います。
私も彼も、その後、別な人と出会い結婚しました。なので、私たちのどちらかが「悪」というわけではないのですね。
HSPさんは「限界まで我慢してしまう」があるあるです。
気を使いすぎる
こちらも、自信のなさから「嫌われたくない」と思うからです。
さらに、自分よりも他人を優先してしまうことで過剰になります。
- LINEにとても気を使う
- 臆病・慎重になりすぎる
- デート中、相手の反応を気にしすぎて疲れてしまう
HSPさんなら経験があるでしょうが、LINEって、とにかく気を使いますよね…。
短い文章から相手の感情を読もうと、アンテナが過剰に反応してしまいます。
ちなみに、私はLINEが苦手過ぎるんです。そこで、LINEに振り回されないために考えて、色々と実践しています。ずいぶん楽になりましたよ。記事にしたので、よかったら、のぞいてみてくださいね。
夫と結婚する前、夫が大好きなミュージシャンのライブに、一緒に行きました。デートですね。
しかしライブが始まると、夫はむっつり顔。私はいったい何があったのかと、色々と質問しました。「見えにくい?」「暑い?」「私の体、当たり過ぎてる?」けれど、どれもハズレ。
終わった後の夫の感想は「良かった、楽しかった」でした。
私はライブ中どころか、その後ずっと「どうして機嫌が悪そうだったんだろう…」と悩んでいました。
まだ思い切って聞けないほど、気を使いすぎていたんですよね。
結婚して、さすがに距離も近く、いろいろと聞けるようになったころ。ようやく質問できました。
そういえばあの時、どうして不機嫌だったの?私なにかしちゃった?
すると夫から、思ってもみなかった答えが返ってきました。
え?別に不機嫌じゃなかったよ。
初めての生歌に、感無量になってただけ。
よくよく聞くと、感極まりながらも真剣に鑑賞した結果、むっつり顔になっていたようです。
1回のデートの、たった1つの相手の表情に、何年も悩んでしまった私。デートのたびに、そんなに気を使いすぎていたら、疲れるはずですよね。
HSPさんは「気を使いすぎる」があるあるです。
積極的に距離をつめられない
自分に自信がもてないからです。
- アプローチできない
- 駆け引きが苦手
「相手に好意を伝えて、拒絶されたらどうしよう」「相手を誘って、勘違いされたら困る、などと返されたらどうしよう」恋をするたびに、そう感じていました。だって、相手がこんな私のことを好きな保証なんてないもの。傷つきたくないもの…。
少しでも近づきたいはずなのに、嫌われる怖さから、ガードも固くしてしまいませんか?
相手から近づいてきてくれるのを待ってしまいます。
私は、今の夫に告白されたときでさえ「それは告白なの?ただ気持ちが漏れただけなの?告白だと思って返事をして、実は違ったらショックすぎる!」と受け入れることができませんでした。
パニックになりすぎて、その後とてもあいまいな返事をしてしまったように覚えています。
相手からわかりやすくアプローチしてもらうと、安心しますよね。
HSPさんは「積極的に距離をつめられない」があるあるです。
依存する、される
- 相手に依存ぎみになる
- 相手から依存されやすい
このどちらもです。
HSPさんが相手に依存ぎみになるのは、人に嫌われたくないあまり、愛情を求めすぎるからです。
HSPさんが相手から依存されやすいのは、HSPさん自身が「誰かに依存されることで自分の存在価値を感じられる」ためと、いつも優しいためです。
基本的に自分に自信のないHSPさん。「この人なら分かってくれるかも」と思うと、その相手に「自分を分かってほしい」「自分を分かってくれるのはこの人しかいない」と求めすぎてしまうのです。私も仕事で病んでしまった時、彼氏(今の夫)にグズグズと泣いて話すことが多くなりました。
今は、それは依存だと分かっているので、そういった行動はしなくなりました。
そして、「相手から依存されやすい」について。
ある程度どんな人とも合わせられるのがHSPさんの強み。なので常に「優しい人」でいられます。しかし、時に「誰にも相手にされていないと感じている人」を引き寄せてしまうのです。相手が傷ついていると、放っておけない気分になりませんか?そうして、いつのまにか依存されてしまうのです。
私はよく、アルバイト先で孤立している男性に好かれることがありました。ほかの人はその男性を無視したり相手にしないのですが、私は挨拶したり、必要なら会話もしていたからです。それを好意と勘違いされたんでしょうね。やたらと話しかけられたり、帰りを待たれたりもしました。
そもそも、そのような職場環境自体が問題なんですけれどね。
今なら「私は依存はされませんよ」「仕事仲間としての範囲はいいですが、それ以外は線を引きますよ」という意思表示ができます。なのでそのようなことは無くなりました。
HSPさんは「依存する、される」があるあるです。
HSPの恋愛あるある・嬉しいこと
恋愛で消耗しやすいHSPさん。しかし、気づいていないかもしれませんが、しぜんとこんなことをやっているのですよ。
- 相手に合わせられる
- 気づかうことができる
- 傾聴力があり、相手の話を受け止められる
- 共感力できる
- 相手を理解しようという努力ができる
- 真摯に向き合える
あなたのまわりに、このような人がいたらどうですか?良い人だなぁと感じるのではないでしょうか。
実は、みんながみんな、これらを自然とできるわけではないんです。
「あんまり苦労しなくても、できること」それって「得意なこと」なんですよ。
HSPさんはある程度どんな人とも合わせられるので、そもそも「良い人」という最初のハードルをクリアしやすいんですよね。モテる要素でもあります。
HSPの恋愛あるあるへの、アドバイス
HSPの気質を隠さずに楽に振るまっていても、お互いに居心地がいい。それが理想です。
- ありのままの自分を出すようにする
- 「この人しかいない」と思い詰めない
- 結婚を望むなら、人に慣れる・出会いを増やす
ありのままの自分を出すようにする
自分のためだけでなく、相手のためにもなるからです。
お互いに相性の良い相手を探しているはず。それなのに合わせすぎると、「相性の良い人をとりつくろっているだけ」になってしまいます。
「無理しているな」「しんどいな」と気づくこと。気づいたら行動をやめるのが大切です。
例えば、夜遅くまでLINEのやり取りが続いていて、無理をして相手をしているとします。そのまま無理をし続けていると「もうしんどい、疲れた。一人になりたい」と熱が冷めてしまうことになります。
そうなるくらいなら、相手に伝えた方がいいですよね。
「夜遅くはあまりLINEをしないんです。21時には寝てしまうので。でも、連絡をくれるのは嬉しいです。20時くらいまでならお返事できると思います。」
「お互いお仕事が忙しくて、時間が合いませんね。その分、会えた時にお話ししましょうよ。会うのが楽しみになりますね」
これで相手が「夜遅くにLINEを返してくれないなんてつまらない」「夜しか時間が作れないのに」と、とても不満に思ったとします。
その時点で、大きなすれ違いが起きていませんか?パートナーがLINEを我慢するか、あなたが無理してLINEに付き合うかになりますよね。
しばらくは我慢で乗り切れるでしょうが、次第に綻びがでてきて、どちらかのストレスが溜まってしまうことに繋がりますよ。
「この人しかいない」と思い詰めない
新しい出会いは作れるからです。絶対に「今の相手」でなければいけない、なんてことはありません。
ある程度、どんな人とも合わせられるHSPさん。
だからこそ見落としがちなのですが、本当の意味でとても気が合う人って、実はそれほど多くはないんですよ。
2:7:1の法則
恋愛に限らず「人間関係」の法則です。
アメリカ合衆国の臨床心理学者、カール・ロジャースが提唱したもの。
周りに10人がいれば、2人は気の合う人、7人はどちらでもない人、1人は気が合わない人、という法則です。
言い換えれば、2人はあなたが何をしても肯定的に見てくれる人、7人は何も思わない人、1人は何をしても否定的に見てくる人ということです。
HSPさんは、どちらでもない7人とも上手く付き合えます。相手に合わせられるからです。
しかし、「HSPさんの自己犠牲や我慢」があってこそ成り立っている場合も。
相手が本当に気の合う人なのか、ただ自分が合わせているだけなのか…。
もし合わせているだけなら、次の出会いで本当に気の合う人を見つけにいきましょう。
結婚を望むなら、人に慣れる・出会いを増やす
身の回りの人付き合いを、少しだけ広げてみましょう。いきなり見ず知らずの人と、人間関係の練習をしようと思っても、上手くいかないからです。
- 友達の友達
- 職場であいさつ程度しかしたことがない人
- 会う頻度が多い人(習い事先の人など)
残念ながら、いきなりマッチングアプリや結婚相談所にたよっても、うまくいくとは思えません。なぜなら、そもそも「新しい人との人間関係の構築」に慣れていないからです。
マッチングアプリや結婚相談所は、新しい出会いをくれるもの。とても素敵なものです。
せっかく利用するなら、少しでも「新しい人との人間関係の構築」経験を積んでからがいいですよ。
マッチングアプリか結婚相談所ならどっち?
HSPさんには結婚相談所がおすすめです。理由は、HSPさんは「結婚相談所の方が安全性が高い」と感じるからです。
例えば、結婚相談所への入会には独身証明書が必要。また、本人同士が直接やりとりをするアプリと違い、相談所やアドバイザーが間に入りますよね。
HSPさんは警戒心が強いです。「本当に独身なのかな」「騙されたらどうしよう」「見ず知らずの人といきなり連絡を取るのは怖い」など、次のステップに進むために悩んでしまうでしょう。
もちろん、安全についてとてもよく考えられているアプリもあります。要は「HSPであるあなたが、相手やシステムをどれくらい信用できるか」にかかってきますね。
はじめは費用が安いアプリで試してみてから、本格的に結婚相談所を使う人も多いですよ。
まとめ ~HSPの恋愛あるある~
- 限界まで我慢してしまう
- 気を使いすぎる
- 積極的に距離をつめられない
- 依存する、される
- 相手に合わせられる
- 気づかうことができる
- 傾聴力があり、相手の話を受け止められる
- 共感力できる
- 相手を理解しようという努力ができる
- 真摯に向き合える
- ありのままの自分を出すようにする
- 「この人しかいない」と思い詰めない
- 結婚を望むなら、人に慣れる・出会いを増やす
記事の中でも紹介しましたが、まずはLINEを楽にしませんか?よければ次の記事、参考にしてみてくださいね。
皆さんの恋愛が楽しいものになるよう、願っています。