【体験談】HSPママさんに小規模保育園はおすすめです

「小規模保育園ってどうなの?HSPママな私は上手くやっていけるかな?メリットデメリットは?」
そんな疑問に、HSPママな私から体験談を交えてお答えします。
結論:関わる人が少ないので、とても楽でした
私の利用した小規模保育園は、だいたいこれくらいの人数でした。
・同じクラスの子どもさんは6~8人
・先生は園全体で10人
・1日にすれ違うママさん0~3人
メリットデメリットを、HSPママな私の目線から1つずつお伝えします。
メリット ~hspママの目線から見た小規模保育園~
皆さんのお顔と名前が覚えやすい
とにかく全体の人数が少ないので、人付き合いがとても苦手な私でも、名札や持ち物を見ながら覚えられました。
1日に会う人の数も少ないので、たくさんの人がごちゃ混ぜになってしまったり、似た人が多くてわからなくなったりもしませんでした。
皆さんの性格や人柄を観察しやすい
この人なら話しかけられそうかな?という人を見つけることができました。
他のママさんとの交流機会が少ない
駐車場から園に入って車に戻ってくるまで、誰にも合わない日が半分くらいでした。(車通勤でした)
最低限のコミュニケーションのハードルが低くなった
先にあげた3つの理由のおかげです。具体的にはこんな悩みが、思ったより早めになくなりました。
「いつも名前を呼んでくれるあの人の子どもさん、呼び返してあげたいけどお名前なんだっけ…」
「(建物の外ですれ違ったとき)あの人同じ保育園の人かな?声をかけた方がいいのかな、無視してしまい気まずくならないかな」
自信をもってお名前呼びで挨拶ができるようになると、それだけでグッと楽になりました。
送迎時に周りへの配慮で疲れない
大勢の人と一緒にならないからです。
2~3回、朝の預ける時間帯に混雑したことがあり、とても焦る気持ちになりました。娘が2歳で、私を入れた3組と重なった時の話です。
・他のママさんと子どもさんに挨拶
・突進してくる元気な子どもさんから我が子をよける
・話しかけてくれる子どもさんにお返事
・待っているお兄ちゃんやお兄ちゃんとのお話
・服をひっぱってくるお子さんとのやりとり
・娘が他の人の靴を踏んでしまわないかヒヤヒヤ
・娘が泣いて暴れて、人にぶつからないか、邪魔じゃないか
玄関に入った瞬間に頭の中にたくさんアンテナが立ち、配慮でヘトヘトです。自由に動き回る他の子たちの中で、子どもを守りつつ自分も動き子どもも動かさないといけない…私には結構なストレスでした。
多くの人と重ならなければ、自分と娘だけに集中できるので、周りへの配慮で疲れずにすむのがありがたいですね。
先生への相談や話がしやすい
理由は2つです。
・他のママさんとほとんど重ならないから
・どの先生に聞いても様子を教えてくれる
小規模保育園の特徴として、このようなものがあります。
小規模保育の特徴
https://syokibohoiku.or.jp/concept(全国小規模保育協議会)
・家庭環境に近い環境の中で、愛着関係を大事にする
・少人数を対象に、きめ細やかな保育。
そのメリットが思いきり活かされていると感じました。担任の先生が他の子どもさんと奥の方にいる時でも、近くの先生やすれ違った先生が様子を教えてくださることもよくあります。
特に朝は仕事に向かう前で時間がないので、他のママさんが先生に話していると、入りづらい雰囲気があります。「すみません!」と入れるコミュニケーション力がある人はいいと思いますが、そうでない人には、空いている方が余計なストレスを感じずに済みますね。
深く相談したいときは担任の先生や園長先生にお話しするようにしています。
先生への相談のしやすさは、心配事をつい考えてしまうHSPさんにとても合っています。
「どこにも連れて行ってあげられない」罪悪感がへる
保育時間に公園や外の散歩に連れていってくれるからです。小規模保育園には園庭がないので、近くの公園などで遊ばせてくれます。
はじめのうちは、土日がワンオペや疲れで外に連れて行ってあげられず「公園や外でも遊ばせてあげたいのに、できない自分」を責めていました。ですが公園で楽しそうに遊んだ様子を連絡帳や先生から聞くと、とても心が軽くなりました。
電車を見に線路沿いまで出かけたり、公園も3~4つ違うところに交互に連れて行ってくれます。家と園の往復だけではないのがとてもありがたかったです。
デメリット ~hspママの目線から見た小規模保育園~
ママ同士の交流が生まれにくい
まったく交流がないのも寂しい、と思う方には、交流ゼロだとデメリットに感じるでしょう。
私は交流ゼロだと「ほかの人は仲良くしているのに」と寂しくなるので、少しでよいからほしいタイプでした。「進級で必要なグッズ、どこで買いました?」などの相談もできませんでした。ネットで下調べをして、先生に聞くことで対応していました。
結局、ママ友を作ることはできました。最後に書いています。
もう一度保活がある
落ちたら…次の環境が合わなかったら…そんな心配事がたくさんの保活をもう一度しないといけないと考えると、辛いですよね。私はこう考えるようにしました。
・経験者の目をもって、もういちど園を選びなおすことができる
・連携施設があればチャンスが大きい
初めての保育園の見学で、どこをどう見ればよいかわからなかったあの時。今では、どういったポイントを見ればよいのか、「自分にはどのポイントが大切なのか」がわかるようになりました。そんな目線をもっていれば、より自分と子どもにあう園をえらべますね。
またあらかじめ、連携施設がある園を調べておきました。連携施設があると入りやすいか、市役所の方に確認もし、ほとんどの方がどこかに入れていると聞いたので、その点は安心できました。
ママ友ができたのは、2歳児クラスになってから
娘が大好きな子どもさんが1人でき、たまたま送迎の時間が近かったので、思い切って声をかけたのがきっかけです。
声をかけるまでに約2年、とても時間はかかりましたが「この子どもさんのママさんなら」「普段のご様子からこのママさんなら」とじっくりと観察できたことが良かったです。休みの日に一緒に遊ぶことも、少しずつできてきました。
もし誰もできなくても、それはそれで良かったです。園で楽しく遊んでくれているのですから、休みの日は家族で遊ぶ時間にしていました。
hspママさんに小規模保育園はおすすめです
以上が私の体験談です。小規模保育園というとついデメリットに目がむいてしまうかもしれませんが、良いこともたくさんありますよ。
もしも、また園を選ぶことがあるなら、小規模保育園は必ず候補にいれます。この記事が安心の一つになれば、とてもうれしいです。
よい保育園がみつかって、楽しい時間になるとよいですね。



