適応障害と食事。あるサービスで、不健康生活と罪悪感から抜け出せた話
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適応障害で、自分の食事の準備が辛い。
かといって、療養中なのに不健康な食事ばかりなのも罪悪感…。
何かいい方法はないのかな?
そんな悩みのある方に、適応障害で辛かったピークの時、「宅食」というサービスにとても助けられた経験をお話しします。
宅食は、適応障害で辛い人の味方
健康に気を配ろうという気持ちが起こってくる
キッチンに立って自分の食事が準備できることで、罪悪感が軽くなる
こんなジレンマ、ありませんか?
適応障害の療養中は、自分のやりたいことだけをやるのが基本。
食べるためには準備や片づけが必要だけど、やりたくない。
だけど、体のためにはきちんと食べなくてはいけない…。
私は専業主婦なので、とくにこの思いが強かったです。
どっちつかずで上手くいかなくて、自分は中途半端だ思い罪悪感にさいなまれる始末。
そこで思い切って宅食を頼んでみると、「こんなにも楽になるのか!」と思うほど救われたのです。
この記事ではその時のことをお話しします。
当時の状況
適応障害で退職してふさぎ込んでいて、なにもかも億劫。
朝晩は家族で食事をしますが、昼は自分一人。夫は仕事で、娘は保育園です。宅食に頼ったのは、自分一人になる平日の昼食のみでした。
朝晩の食事は、嫌々ながらも力を振り絞って作っていました。夫のため、かわいい娘のため、と思うと何とか体も動かせたのです。しかし日中は家に自分一人だけで、自分のための食事なんかどうでもよかったのです。
適応障害じゃなくたって、自分一人の食事をつくるのが面倒に感じる主婦は多いですよね。適応障害ピークのときは、面倒だけならともかく、同時にものすごいプレッシャーというか罪悪感があったんですよ。それが本当に辛くて仕方がありませんでした。
自分を責めながらの暮らしだったので、「面倒くさいと思うなんて」「ご飯もちゃんと用意できないんだ」と落ち込むばかりでした。
宅食に頼る前の一人の食事は、このようなものでした。
- たまごかけごはん、ふりかけごはん
- オリーブオイルと塩だけのパスタ
- カップ麺
- 冷凍チャーハン
野菜がなく栄養バランスもめちゃくちゃで、糖質の多い食事でした。理由も「食べたいからではなく、簡単に用意できるから仕方なく」でした。
毎日家にこもっていて、昼食の時間がくるのが嫌で仕方がありませんでした。
以前からこのような食事が続いていたため、機能性低血糖症にもなっていました。簡単にいうと、食後に血糖値の乱高下がおきる病気です。低血糖状態になるため、疲労感や眠気、ひどいと意識障害にまで陥るのです。
それゆえ、主治医から食事についての指導を受けていました。しかし、食事の準備が億劫で、食生活の乱れを改善させることができずにいたのです。
頼んで良かったと思うこと
次の5つです。
- 不健康な生活から抜け出せた
- 罪悪感が軽くなった
- 食の大切さと幸せを思い出せるきっかけになった
- 重い体でも食事の準備ができた
- 食事という習慣が戻ってきた
1.不健康な生活から抜け出せた
管理栄養士が栄養バランスを考えてくれているからです。
私が試した宅食は「ワタミの宅食ダイレクト」「わんまいる」の2つですが、どちらも管理栄養士がメニューを考えてくれています。例えば塩分やカロリーなどが配慮されているので、自分でメニューを考える必要もなく、食生活の乱れを整えることに繋げられたのです。
特に機能性低血糖症の治療は、主に食事療法です。主治医からも「野菜を先に食べなさい」と言われていましたが、自分で野菜を準備することができなかったんですよね。けれど宅食なら野菜もしっかり含まれていて、とても助けられました。
2.罪悪感が軽くなった
自分でも軽く調理をするうえ、栄養バランスの考えられた食事を続けられたからです。
宅食を頼むまでは、こんな罪悪感がありました。
- ちゃんとしたものを食べないといけないのに、できない
- 栄養バランスを考えられない自分が悲しい
- 働いている夫に作ってもらうのは申し訳ない
- カップ麺などに頼る自分が情けない
宅食だと、テイクアウトをそのまま食べるのと違って、多少(本当に少し)の調理があります。レンチンや湯煎や盛り付けなどがそうですね。
私が試した宅食は、どれも冷凍総菜でした。不思議なのですが、コンビニ弁当をチンするより、宅食をチンする方が「調理らしさ」を感じて罪悪感が少なかったんですよ。
理由としては、よく「コンビニ弁当ばかり」「カップ麺ばかり」「総菜ばかり」というネガティブな表現がありますよね。主婦になるとそんなワードに敏感になっていて、それに引っ張られてしまったんだと思います。
誤解してはいけないのは、コンビニ弁当もカップ麺も総菜も、決して悪ではありません。その手軽さをうまく取り入れつつ、他のおかずで栄養バランスに気を配ればいい話なのです。しかし私には上手くできず、罪悪感の元でした。
「自分のために、自分で食事の用意ができている。しかも3日坊主になっていない」
このことで、罪悪感がぐーっと軽くなったのを覚えています。
3.食の大切さと幸せを思い出せるきっかけになった
苦しい思いをすることなく「栄養バランスが考えられた、美味しい食事を楽しめた」からです。
苦しい思いとは、準備や片づけなどの手間のことです。
食事って、食べるだけじゃないですよね。メニューを考えて、買い物に行って、最後はキッチンの掃除まで。適応障害で辛いときはどれもやる気になれませんでした。
初めて食べた宅食は、ワタミでした。最初の一口を食べた時のことを覚えています。
「美味しい…」
味はもちろんですが、久々にストレスのない食事だったのが心から嬉しかったのです。
さらには栄養バランスが考えられたメニュー。メインと副菜があって、野菜もしっかり入っている。これぞ「健康的」なイメージそのものでした。
ストレスのない食事はとても幸せでした。本来、食事って「幸せを感じられるもの」なはずですよね。
4.重い体でも食事の準備ができた
思い立ったらすぐにご飯ができあがるので、食事へのハードルがぐんと下がりました。
買いに出かけたり、メニューを考える手間もなく、体も頭もほとんど使わずに済みます。
ワタミはレンチン、わんまいるは湯銭と流水が調理でした。
さらにワタミは使い捨て容器に入っているので、食器を洗う手間もありません。わんまいるはお皿がいりますが、紙皿を使えば楽ですね。
食欲はなんとかあったものの、食べるための「前後のこと」が本当に苦しかったのですが、それが無くなったのはとてもストレスフリーでした。
5.食事という習慣が戻ってきた
宅食のストックが無くなったあとも、昼になると「何か食べよう」という気分に自然となりました。
食べるハードルが低くなったので、次の日も、次の日も…と続けるうちに、いつの間にか毎日昼食をとるようになったからです。
私はワタミとわんまいるを平日に使い、約3週間ぶん続きました。
調べてみたのですが、簡単な行動なら最短で18日で習慣化できるという研究結果もありましたよ(ロンドン大学のフィリパ・ラリー博士による)。
宅食を使う前は、億劫さから何も食べない日もありましたが、宅食を使った後は習慣がついたのか、昼食の時間が近づくと自然に「今日は何を食べようか」と思えるようになったのです。
ワタミとわんまいるのお試し比較
30代・主婦が、どちらもお試しで実際に食べた感想です。(2024.5)
ワタミ
素材の味がとても濃くて美味しい。優しい味。
- 赤魚の煮付け/枝豆のふわふわ豆腐あんかけ/ひじき煮
- 銀鮭の塩焼き/なすのミートソース/シャキシャキポテトサラダ
- 銀ヒラスの味噌焼き/肉詰めいなり/ブロッコリーのごま和え
- サバの味噌煮/ほうれん草と油揚げの炒め物/金平ごぼう
- エビチリ/南瓜の和風あん/ブロッコリーと枝豆のツナサラダ
- プルコギ/キムチチヂミ/キャベツと人参のごま和え
- ねぎ塩チキングリル/カニのふわふわ豆腐/キャベツと人参のハムサラダ
- 照り焼きチキン/マカロニトマトソース/なすとブロッコリーの煮びたし
- さつまいものチキンシチュー/ブロッコリーエッグ/大豆とベーコンのトマト煮
- ビーフストロガノフ/マッシュポテト/いんげんとコーンのバター炒め
※私の注文時のメニューです
「美味しい!この素材の味の濃さ、どうやって出してるか知りたい!」毎食そう感じるほどでした。
もともとの素材がいいのか、調理の仕方なのか。甘味、うまみが本当に強いんですよね。なので塩味などの味付けが薄くても美味しく食べられます。
妊娠中や授乳中に食事制限をした経験があり、薄味には慣れていました。普段からがっつりラーメンや中華など濃い味を食べている人は、物足りなく感じるかもしれません。
一口が小さく、やわらかいので、体が重くしんどい時でも食べやすかったです。
食べた感想①
メニューは「エビチリ/南瓜の和風あん/ブロッコリーと枝豆のツナサラダ」です。
とろっとした甘味の南瓜に、ほうれん草のほんのり苦味がアクセント。バランスがとても良かったです。
枝豆のツナサラダは、マヨネーズソース和え。枝豆とブロッコリーは、一粒の素材の味がとても濃くて、ゆっくりと味わいながらいただきました。
どちらの副菜も、味付けは控えめでした。
ピリ辛のソースが美味しかったエビチリ。エビは5匹。衣が薄めなので、エビそのものの味がとても強く感じられたのが良かったです。たっぷりのソースがよく絡み、ご飯がすすみました。
食べた感想②
メニューは「照り焼きチキン/マカロニトマトソース/なすとブロッコリーの煮びたし」です。
しっとり柔らかなチキン。優しい味付けながら、焼き目や肉汁の味がしっかりしていることで、薄味には感じませんでした。お肉の焦げ目って美味しいですよね。ひとつひとつ、丁寧につけられていました。
マカロニはふわふわと柔らかく茹でられており、ほっとする味わい。
ナスは和風の味付けで、噛むとジュワジュワと味がしみ込んでいました。ブロッコリーにもナスのうま味がしみ込んで、こちらもとても美味しかったです。
ワタミの注意点としては、10食まとめて届くので、冷凍庫のスペースを確保しておく必要があることです。2つ並べて5段に積み上げると、縦20×横28×高さ17cmの大きさでした。
入らずに立てて入れていたら、レンチンしたときにソースが若干まざってしまいました。
ちゃんと平置きした方がいいですね。
ワタミには種類があって、ワタミの宅食→冷蔵、ワタミの宅食ダイレクト→冷凍、の違いがあります。私が試したのは後者のダイレクトの方です。
冷凍なので、賞味期限を気にせず自分のペースで試せたのがよかったですよ。
ちなみに、2/11夜に注文して、2/16に受け取りました。
わんまいる
お店に食べに来たみたい。とっても美味しい!
- 宮城県産 宗八カレイの煮付け/じゃが芋の煮ころがし/大根と人参のなます
- 北海道産 天然ぶりと大根の旨煮/秘伝豆と大豆の旨煮/三陸産わかめと胡瓜と玉ねぎの酢の物
- 国産鶏の照り焼き/ほうれん草、人参、厚揚げの炊き合わせ/切干大根の酢の物
- 石見ポークのロース生姜焼き/コーン、玉ねぎとしめじのスープ煮/キャベツと人参のコールスロー
- 石見ポークの挽肉の麻婆茄子/大分とり天/ブロッコリーの中華風お浸し
※私の注文時のメニューです
「美味しい~!家でこんなに美味しいおかずが食べられるなんて。」久々に食欲がわいて、嬉しい気持ちになりました。
食材は国産100%で、合成保存料・合成着色料は不使用というこだわりがあります。
「料理の匠」「和食の伝道師」と呼ばれる近藤一樹さんの監修。TVやラジオの出演経験も豊富で、有名ホテルやレストラン、学校で日本料理の指導に当たられるほどの方です。
食べた感想③
メニューは「北海道産 天然ぶりと大根の旨煮/秘伝豆と大豆の旨煮/三陸産わかめと胡瓜と玉ねぎの酢の物」です。
天然ぶりは、中まで味が染みてホクホク。大根は、噛まなくてもとろけるような柔らかさで、出汁がじゅわっとあふれてきました。食べ応えも抜群です。
酢の物は、甘すぎないお味。胡瓜と玉ねぎがシャキシャキしていて、ワカメはほどよくコリコリと、歯ごたえも楽しめたのが良かったです。
豆の旨煮は、2種類の大豆がぎっしり。かつお出汁と醤油の美味しいおつゆをたっぷりと含んでいて、しっとりと食べやすかったですよ。
副菜がおまけのようでなく、しっかりと量があるのが良かったですね。
食べた感想④
メニューは「石見ポークの挽肉の麻婆茄子/大分とり天/ブロッコリーの中華風お浸し」です。
とろっと濃厚な麻婆茄子。ピリ辛と甘みのバランスがよく、そぼろ餡もたっぷりでした。茄子が油っこくないのが嬉しかったです。とてもご飯がすすみました。
このとり天、本当に美味しかったです。味わいはほんのりと醤油でした。タレに漬け込んでから揚げているのかな?と思うほど、味がしみこんで、どこを食べても美味しさのピーク。これがメインでもおかしくない美味しさでした。
とり天は、ポン酢を付けても美味しいと書かれていましたよ。好みに応じて味変ができるのも嬉しいですね。
ブロッコリーのお浸しは、ゴマの風味がしっかりとしていました。あっさりとした味付けで、他のおかずとのバランスがよく考えられていましたよ。
わんまいるの注意点としては、湯煎と流水のどちらも調理が必要なことです。
宅食の中ではお値段高めですが、この美味しさと素材なら、むしろ安い方だと感じました。抜き打ちで行われた日経DUAL食材宅配ランキングでも、味・品質部門で1位を獲得しています。
どのおかずも、「近所のスーパーで単品で売って欲しい!」と思ってしまうほどでした。
食べ応えがあったので、夕食に使うのもいいですよ。
レンチンとは違って流水調理もあるので、冷たいおかずがあるのもバリエーション豊かで良かったですね。
ちなみに、2/27昼過ぎに注文して、2/29に受け取りました。
2つの宅食サービスを、同時に申し込んで良かった意外なこと
次の3つです。
- 全部で15食になり、楽ができる期間が長くて心が休まった
- リハビリのように、段階的に調理に取り組めた(レンチン→湯煎・流水)
- やさしい家庭料理(ワタミ)と外食気分(わんまいる)で、メリハリがついて飽きずに楽しめた
15回分の食事が楽になると思うと、ほっとして、とても肩の荷が下りました。来る日も来る日も用意しなければならない食事…。相当ストレスを感じていたことにも気がついたんですよね。
最初はワタミのレンチン調理から初めました。全然動きたくない日でも、あっという間に食事の準備ができてありがたかったです。お箸も割りばしを使って、洗い物はゼロにしました。
慣れてきたらわんまいるの湯煎と流水に挑戦しました。正直なところ、レンチンが続いたあとなので、湯煎と流水が「面倒くさい」と感じたんです。しかし3回目には「意外と簡単だったな」とあっさり思えました。
湯銭や流水も使えたら、食べられるものの選択肢も増えますしね。レトルトカレーとか。
調理の負担が少ないレンチンから初めて、徐々に湯煎などキッチンに立つ時間を増やす。まるでリハビリのようでした(といっても、湯煎も5分とかですし、とても楽なんですよ)。
ワタミの方が安くて手軽で主婦としては最高です。ただ、正直なところ毎日続くと、ちょっと違うものも食べたくなったんですよね。どんなに美味しくて違うメニューを食べていても、毎日同じお店に通っていると「たまには違う店にいきたいな」と感じませんか?
行きつけの飲食店が1つしか無いと、物足りなくなりませんか?
また、「たまにはガツンとした味も食べたい!」そんな日もありました。
そんな時、わんまいるで気軽に外食気分を味わえました。外出する元気はとてもなかったので、とても助かりましたね。
2サービス申し込んで、気分に合わせて選べたのはとても良い使い方でしたよ。
まとめ
適応障害で宅食を使ったときの話をまとめました。
なにもしたくなくても、食事からは避けられませんよね。心と体はつながっているとも言われています。健康的な食事をするに越したことはありません。
これまで頑張り続けた自分を甘やかしてあげるためにも、宅食サービスのお試しを使ってみてはどうでしょうか。
それぞれこちらから申し込めます。
お試しの後の、定期購入の中止・再開も簡単でした。どちらもオンラインで済みます。実際に私も、続けられるかが不安で、最初はお試しのみで中止させてもらいましたよ。
1度頼んでおけば、中止も再開も簡単です。疲れがたまっているなという時期だけ頼んだり、ストックしておいて無くなったら頼むなど、生活スタイルに応じて使い分けられるのもいいですね。
皆さんの毎日の生活が、少しでも明るく楽になるよう、願っています。