【成功!】HSPでお泊まりが苦手…そんな私でも楽になった6つの方法


家でのお泊まり会を提案されたけど、どうしよう。
思い切って参加してみたい。
でも不安だな…こんな自分でも参加できる方法はある?

そんな悩みのあるHSPさん向けの記事です。
先日無事に、お泊まり会ができたHSPの私からお話しします。
お泊まりに誘われるって、特別感があって嬉しいですよね。
「誘われて嬉しいけど、緊張するしどうしよう…」
私もそんなジレンマを抱えていたので、お気持ちがよくわかります。
この記事では、HSPさんが思い切ってお泊まりに参加するための方法を紹介します。
この記事をよめば「これなら参加できるかも」と一歩踏み出せるはずですよ♪
- 場所:我が家(来てもらったことあり)
- 部屋:リビングと横の和室をつなげて
- 相手:ママ友1人・お子さん1人(4歳)
- 参加:私と娘(4歳)
- 時間: 17:00~翌11:30
お泊まりが苦手なHSPの私が、楽になった方法6つ
- 自分の家に来てもらった(意外と効果的!)
- 苦手と不安をあらかじめ伝えた
- なるべく短時間にした
- 翌日の予定を開けておいた
- 少人数にした
- 自分のための楽しみを仕込んでおいた
1.自分の家に来てもらった(意外と効果的!)
慣れた自分の家で過ごせたからです。
- 自分のペースで過ごせた
- 気をつかわなくてよかった
- 逃げ場があった
- 荷物が少なくて済んだ
- 自分から「来てね」と言えるようになった
自分のペースで過ごせた
お風呂に入るタイミング、寝る時間、照明の明るさ…ぜんぶこちらでコントロールできたし、言い出しやすかったです。
HSPは「環境の変化に敏感」なので、いつも通りの空間にいられる安心感はとても大きかったですよ。
もちろん自分のテリトリーに入られるのはイヤな人は、無理しないで。
私も自分の部屋だったら困りましたが、リビングと横の和室を使ったので抵抗がなかったです。
気をつかわなくてよかった
相手の家では(ここ座っていいのかな?)(音、うるさくないかな?)といちいち気をつかって疲れてしまうこと、ありませんか?
特に子連れでのお泊まりは、ご近所さんへの迷惑が気になるところ。
自分の家なら、許容範囲もわかるから安心でした。
逃げ場があった(限界が来たら、自分のペースで離れられる)
HSPな私にとって「休憩できる場所があった」のは大きなポイントでした。
限界が来そうになっても「ちょっとトイレ行ってきますね」「自分の部屋に行きますが、すぐ戻りますね」と一人になりやすいんです。
自宅ならではの安心感でしたよ。
荷物が少なくて済んだ
心配性なHSPの私は、持ち物が多くなりがちですが、自宅なら準備ゼロでよかったので楽でした。
忘れ物の心配もなかったし、「あれも持っていけばよかった…」な不安もなく済みましたよ。
自分から「来てね」と言えるようになった
何度か「今度お泊まりしたいですね」「よかったら泊まりにきてくださいね」と言われていましたが、なかなか踏み出せずにいました。
「ちゃんと対応できるかな…」「どのタイミングでお風呂って言えばいいんだろう」
いろいろ考えすぎてしまって、結局うやむやにしてしまっていたんです。
でも、自分の家なら、ペースも環境もぜんぶ自分で整えられる。
そう思えたことで、気持ちが楽になって「うちでよかったら、来てくださいね」と自分から伝えられましたよ。
2.苦手と不安をあらかじめ伝えた
一人でぐるぐると悩むより、打ち明けた方が早かったです。
実際に私は、こんな内容を伝えました。
- お泊まりはあまりしたことがない
- 慣れないからソワソワしちゃうかも
- 普段からよく寝るから、先に寝てしまうかも
- 起きるのも遅いかも
すると相手は「大丈夫ですよ~、私もそんな感じです^^」と言ってくれました。
本当は違うかもしれないけど、「受け入れますよ」という意思表示だったんだと思います。
もし「つまらないから遅くまで起きていてほしい」など、ズレがわかったら、無理せずお泊まりはお断りして、別のイベントに切り替えるのも一つの方法ですね。
注意:前向きな姿勢を見せる
「せっかくのお泊まりを楽しめるように、先に不安を打ち明けている」というスタンスにしました。
「不安はあるけれど、大丈夫そうだ」そう思えるだけで、肩の力が抜けましたよ。
3.なるべく短時間にした
短時間だったので、それだけ気持ちも体も楽でした。
実際に私も、夕方から翌午前(17:00~翌11:30)にしましたよ。
慣れてきて楽しめるようになったら、時間をのばしてみるのも良いかも、と考えています。
4.翌日の予定を開けておいた
とっても心の余裕が生まれました。
どんなに楽しくても、その後には疲れが残りました。
こんなふうに、翌日はいつもとは違う日になります。
- 眠りが浅かった
- 布団や部屋の片付けがある
- 一日のリズムが朝から違う
余裕をもって予定を開けておくだけで、かなり違いますよ。
5.少人数にした
大人数というだけで、疲れてしまうからです。
HSPさんの中には「3人以上になると苦手」という方が多いですよね。私もそうです。
寮に住んでいた頃、際限なく人が入れ代わり立ち代わりして、最後には大勢で雑魚寝をした経験があります。
心のアンテナがグルグルと回りっぱなしで、ものすごい勢いで疲れてしまったのを覚えています。
少人数にしたので、そんなことなく楽しめました。
6.自分のための楽しみを仕込んでおいた
自分が楽しめる状況を、自分で作れました。
- 相手も好きそうな、自分が大好きなスイーツを用意した
- 飲みたかったお酒を用意しておいた
- 欲しかったルームウェアーを、新しく買っておいた
相手のことはもちろん、自分ももてなす気持ちで考えたらうまくいきました。
相手のことを第一に考えるのはとても素敵なこと。
けれど自分のことは後回し…HSPさんは無意識にやってしまいがちですよね。
特に手土産など、「相手は好きそうだけれど自分はあまり興味がない物」を選ぶこと、ありませんか?
相手が嫌いなものでなければ、自分が食べたいものを「とても美味しかったから、一緒に食べよう」と手渡すのも良い方法ですよ。
HSPさんが、お泊まり苦手な理由6つ
私の経験から考えました。
- 隠している自分がどうしても出てしまうから
- 長い時間、気をつかいっぱなしになるから
- 眠るときに他人の気配がするから
- 何をするにも勝手がわからず戸惑ってしまうから
- 一人になれる時間がないから
- 相手の意外な一面を知ってしまう怖さがあるから
1.隠している自分がどうしても出てしまうから
普段は決して見せないところも、うっかり出してしまうかもしれないし、出さざるをえないのが嫌でした。
気を抜いたら太ももの後ろを掻いてしまう、実はお腹がすごく出ている、スッピン、イビキなど…。見た目だけでなく、うっかり粗雑な動きをしてしまったり、素の行動を見られてしまうというのもあります。
自己肯定感が低いというのも関係していますね。
また、その場の雰囲気や流れで、踏み込んだ質問をされる可能性も高いです。うまく答えられるかな…など、取り越し苦労もしていました。
2.長い時間、気を使いっぱなしになるから
失礼をしてしまわないか、相手を不快にさせていないか、ずっと気を使ってしまうからです。
日中に会うだけなら、帰宅して夜に自分をリセットできますが、お泊まりはその時間がほぼ取れません。
私の場合、夜寝ている間でさえ、イビキをかいてしまわないか、ゴソゴソうるさくしてしまわないかなど、気が休まらないこともありました。
3.他人の気配がしてよく眠れないから
HSPさんにとってとても大切な睡眠時間に、リラックスできないのは辛いことですよね。友達の家にお泊まりしたときは、何度も目が覚めて、浅い睡眠だな~と感じていました。
4.何をするにも勝手がわからず戸惑ってしまうから
旅館やホテルなら「大勢の人が使いやすいように、迷わないで済むように」なっていますが、友達の家は「その人が使いやすいように」なっているからです。
特に、お風呂場、洗面所などがあげられます。
バスタオルはどこ?
石鹸が2つあるけどどう違うの?
ティッシュがきれてしまった…
など、ちょっとしたことで相手に質問したりお願いが重なると、「迷惑をかけてないかな」と自分にストレスを感じてしまうことも。
自分の家と大きく違う=環境の変化も、HSPさんにとって強い刺激です。
5.一人になれる時間がないから
とても楽しい時間であっても、一人でリラックスできるタイミングがないからです。
たとえ一人でお風呂に入らせてもらっていても「相手が待っていないかな」「部屋を片付けないまま来てしまったかな」など、友達のことを常に考えていた経験があります。
6.相手の意外な一面を知ってしまう怖さがあるから
いつもよりも相手との距離が近くなるからです。
「普段は見えないけれど、こういう一面があるんだ…」
そんな風に誰かに思った経験はありませんか?
友達の家にお邪魔しているなら、相手は自分の家なので、素が出る可能性も高くなります。

友達の部屋着のズボンのすそがとても長くて、床をずっと擦っているのが衝撃だった経験があります
お泊まりには良い点も
HSPな私から見た、良い点をあげてみます。
仲が深まる
今まで話せなかったことを、より深く話せるチャンスです。
普段よりも距離が近くなりますし、話す時間も沢山あるからです。
外で話すのと違って、誰にも聞かれる心配もありません。
自分の数少ない「ほんとうに心許せえる相手」が一人、お泊まりがきっかけで、増えるかもしれません。
自分のとれるコミュニケーション方法が1つ増える
「まったくお泊まりをしたことがない」より、「少しでもしたことがある」方が、自分なりの「お泊まり方法」をつくりやすくなります。
今後、友達と旅行で同部屋になったり、急遽親戚の家に泊まったり、子どもの合宿の付き添いだったり、いろいろなことが起こるかもしれません。
お泊まりを経験しておくことが、1つ、自分の糧にもなるのです。
今回誘ってくれている相手がいて、心許せる相手だとしたら、チャンスかもしれません。
思い切って参加してみると、人生のコミュニケーション方法が1つ増えて、自分の幅が広がるかもしれないと考えてみてください。
【まとめ】HSPでもお泊まりはムリじゃないよ
長くなったので、おさらいです。
- 自分の家に来てもらった(意外と効果的!)
- 苦手と不安をあらかじめ伝えた
- なるべく短時間にした
- 翌日の予定を開けておいた
- 少人数にした
- 自分のための楽しみを仕込んでおいた
お泊まりができたら、思い出が増えます。
きっとみなさんも、一歩踏み出せるはず。
ご紹介した方法で、少しでもお泊まりに前向きになれれば嬉しいです。応援していますね。

